【総合商社】縦社会の総合商社での若手社員の活躍の余地

人材 序列・人員体制 総合商社

どうも、ドチです🐱

🎍あけましておめでとうございます🎍

今年も1年間、よろしくお願いします🙇

今年こそ・・・今年こそ・・・

あらためて当ブログの運営に力を入れていきます💪

ということで、前談もほどほどにしておきましょうかね。

今回の記事は、題名こそ変えましたが、昨年末に投稿した前回記事の続きみたいなモンです✏️

X上での前回記事の告知文にも書きましたが、若手社員って実力次第で意外といろいろできちゃうもの、って話🖐️

👦「とは言え、上下関係が厳しいイメージの総合商社で、若手がどこまで活躍できるか疑わしいっす」

そんな想いもあるでしょう。

その点について、総合商社の縦社会的な文化や、各商社の特徴にもふれながら、書いていきます。

それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(2-3分程度))

目次

  1. 縦社会👴👨👱‍♂️👦
  2. 各商社の特徴🏢🏢🏢🏢🏢
  3. それでも若手社員が活躍できる理由✨🕺✨

1. 縦社会👴👨👱‍♂️👦

いまだに体育会系のイメージが強い総合商社🏢

マイルドになりつつあるのは間違いないですが、ある程度、上下関係は強いと言えるでしょう☝️

おそらく他業種と比較して強いと思われます(他業界で働いたことないけど)。

過去記事でも書いたかもしれないのですが、、それにはやはり背景があるんです⬇️

  • 商社は利益を生む為には必ず取引先の力が必要で、その取引先企業から嫌われたらオワリ
  • したがい、社内では失礼の無いようなふるまいや気遣いをたたき込まれる

っていう論理で、「しつけ」的な文化はたしかに存在し、上が下に教育する色は強いんです。

「商社には必ず取引先の力が必要で〜・・」の部分、ちょっと深堀りすると、

我々のシゴトは物流(=貿易)と事業投資という業務がメインですね🚢💹

そうすると、当たり前の話なんですが、物流ならサプライヤー(=モノを売ってくれる企業)や顧客(=モノを買ってくれる企業)、

事業投資であれば、共同出資者や投資先などの、何かを生み出す人たちが必要ですよね。

なので、総合商社がお金を生むのは工場やオフィスではなく、取引先との接点でしかありません🤝

ということで、社外とのお付き合いを見すえ、失礼が無いような教育が施されます。

ただまあ、、学生の読者さんが想像されるような厳しい感じのものは、、

一部は残るんでしょうけど、まあほとんどなくなってきてますね☺️💦

👧「いや、そんなのどの業界/業種も一緒じゃないですか?」

そう思われる方もいると思います。

ただ、たとえば、技術に優位性を持ったり、市場を席巻する大手メーカーやサービス業者であれば、

極端な話、取引先を選ぶのに優位な立場を取ることができたりしますし、

そんな熱心な教育にコストかけなくてよい。

もしそういう立場でなくても、会社全体ではなく、一部の購買部や営業部といった、社外と接点を持つ限られた部署が対象になるかも?って感じ🖐️

ちなみに、、キビしいしつけをする先輩・上司に「体育会系の傾向があるか⁉️」ですが、

それはあまり相関性は無さそうです。

元々のその人に備わる気質と、会社の中で育ってきた環境によるのでしょう。

2. 各商社の特徴🏢🏢🏢🏢🏢

前章で、おおざっぱに縦社会が強い業界だと言いました。

それとはまた少しちがった観点かもしれないのですが、各商社によって、会社の物事の決断のプロセスの違いはあります。

やはりよく言われるのは、

  • 三菱商事→トップダウン⬇️👊
  • 三井物産→ボトムアップ⬆️💪

でしょうか。この2商社はやはり比較されやすいですよね。

ちょっとここでこのトップダウン・ボトムアップってどんな意味なのか少しだけ解説🎤

カンタンにいうと、会社が目指すような大きな方針の策定や全社戦略などを、

  • 経営幹部発信・主導で実行 → トップダウン
  • 現場/事業部で立案し経営幹部が決裁・実行 → ボトムアップ

って感じかな。

たとえば、、三菱商事はあらゆる物流商売から撤退、または積極的に子会社に移したりしてます。

中西社長👴「われわれはもはや商社ではない」

と言ってますし。

物流商売の稼ぎをメインにしてる事業部という現場から、とうていこういうことは決断できない。

こういうのがトップダウンのわかりやすい例だと思います。

この業界で働いていて、見聞きしたり実感することとして、たしかに、先ほどの三菱・三井の例は当てはまるんじゃないかなって個人的に思います。

・・・ただ、一方で、そんなひとくくりの整理もできないと言いますか。

三井物産の前社長の安永氏(現会長)は、以前、とあるメディアで、

👴「トップダウンでサクサク決めてく」

的な発言もあったりしましたしね。

はい、ここで少し毛色の違うフランクな話をします。

これは、とある日本の取引先のメーカーさん(👨‍🦰)を接待した際に、高級クラブで言われた例えば話です🥃

クラブでの各商社のふるまいは、👨‍🦰いわく、まとめるとこんな感じ👇

三菱商事 : スマート。上司を1番奥の席に案内し、年功序列で周りを固めていく。女性にも気をつかわせず、終始「接待」に尽くし、かといってカタくない🥃✨

三井物産 : 必ず店で1番うるさいテーブルになる。絵に描いたような「夜の席は無礼講」で、取引先よりも上司よりも若手が先にマイクを握る🥃🎤

伊藤忠商事 : 若手が1番奥の席を陣取り女性を確保。上司は末席。そこに年功序列の概念はない🥃💪

住友商事 : 取引先の飲み物どころか、女性の飲み物を住商若手社員が作ってる。非常に和気あいあいとしたテーブルになる🥃🗣️

丸紅 : ふだんの仕事のダメ出しをされ終始怒られてる🥃🔴💦

ま、ノリで言ってる側面もあるでしょう。

けっこう前の話ですし。

ただ、何が言いたいかというと・・・、

各商社のトップダウン/ボトムアップとの相関性がマッタクないわけでもないと言いますか、、言い得て妙かもしれません。

3. それでも若手社員が活躍できる理由✨🕺✨

さあ、ようやく1番言いたいことに話を戻します。

結論は、これまで説明してきた会社の文化がどうであれ、やはり、どの商社もデキる若手を求めています

それはお金を稼ぐのは現場だからです⛏💰

戦略とか会社の大方針はトップダウンで決まっていくものであれ、

その方針の下、具体的にはどう稼いでいくか、どう稼ぐ仕組みを作っていくか、

これを考えるのは実務レベルの人間であり、ここには年功序列は本当に本当に関係ありません🙅‍♀️

どの商社でも。

言えるのは、1番考えて1番説得力のある、実行性の高い案を出して、それをやり切る人材が命なのです🔥

なので、同業者のくすぶってる若手社員の方には、遠慮せずにやってほしい。

もちろん、何か小さなことでもやり切ると信用が貯まるので、

それをコツコツと積み上げて結果を残せば、必ず中心選手になれます✨

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いかがでしたでしょうか❓

繰り返しですが、2025年はまた当ブログの運営に力を入れていきます💪

ですので、引き続きご愛読お願いします✨

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