【総合商社】海外新規ビジネスの開拓ストーリー②~コートジボワール産カカオ加工工場プロジェクト(1)~

仕事内容 海外出張 総合商社

どうも、ドチです🐱

・・・また出張が入ってしまいました✈️💦

入社前、あれだけあこがれた海外出張✨

入社後も、欧米に颯爽と出張する上司・先輩を横目に・・👀

自身はせいぜい近隣のアジア諸国🌏

当時の先輩👨「これからイヤというほど長距離出張行くことになるんだから、今はアジアとか国内とか楽しんどけよ😄

…今になればワカリマス。

先輩の言葉はただしかったです。

もういい💦

渡航日の日と帰国日の土を潰して子どもと遊べないのはツラいです。

お客さんと直接話すのは好きですし、対面の有意義さはたしかにありますが、

ペースを下げていきたい(生きたい)ですね。

…グチから入ってしまいました。

さて、前回の記事では繊維産業の川上の方で働く商社パーソンのシゴトの「こんな感じ」を紹介しましたが、

今回もいろんな産業ではたらく商社パーソンの話を、フィクションベースで紹介するシリーズです✏️

第二弾の本記事は、「コードジボワール産カカオ加工工場プロジェクト🇨🇮🍫」です。

例によって、本ストーリー内の細かい設定は事実と異なります。

ただ、あくまで総合商社のシゴト内容・働き方ってのをザックリ知ってもらうことを目的としてますんで🖐️

ただ、ちょっと書いてて長くなったので今回は前編です。

それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:フツー(2-3分程度))

目次

  1. カカオ価格高騰📈
  2. コートジボワールの現実🇨🇮
  3. 政府との折衝🏛️

1. カカオ価格高騰📈

👨‍🦰課長「ドチ、最近コートジボワールのカカオ事情ってニュース見た生産量が減って価格が暴騰してるって」
🐱「見ました。ロイターの予測記事でも、引き続き向こう1-2年高値で推移するって話ですよね⁉️

課長の話によれば、

  • 2024/25年シーズンは天候不順や病害で生産が2割以上落ち込んで、価格は一時トン1万ドル超え。
  • 世界最大のカカオ生産国であるコートジボワールは、相変わらず低加工率(→つまり、カカオのまま輸出がメインで、国内で付加価値をつけていない。つまり、他国に搾取されてるって話🖐️💦)

とのこと。

👨‍🦰「現地で加工工場をつくって、カカオ豆をカカオバターとか、カカオパウダーにして出荷することをそろそろ検討しないか
🐱「欧米系の商社に対抗して、って話ですね
👨‍🦰「そうそう。」
🐱「ウチのサプライチェーンも安定化できますし、何より、現地にも雇用や利益を還元できる仕組みを作れるので、コートジボワール政府の支援も取り付けやすいですよね。」
👨‍🦰「ふむ。あと、高騰するカカオ豆を地場で加工すればサプライチェーン全体でコスト抑えられるから、日系菓子メーカーにも共同出資してもらえるかもね」

政情不安のあるアフリカで、商社単独で投資を行なうことはリスクが高い。

サプライチェーンの川下で恩恵を受ける菓子メーカーさんに、一緒に投資してもらうことで、

リスク分散をねらい、そして、その加工品の一部の販売先にもなってもらおう、的なたくらみだ。

こうして、プロジェクト検討のためのstudyが、新しい任務にくわわった。

2. コートジボワールの現実🇨🇮

ちょっと社内の資料や業界レポートを読みあさってみる📑

  • 2025/26年シーズンも生産は減少傾向。過去5年で200万トン超えだったのが、いまや160万トン程度
  • 安い国内価格と高い国際価格の差が原因となり、密輸が35万トン規模に膨れ上がってきている
  • EUが2025年末から「森林破壊防止規制(EUDR)」を発効予定。主にアフリカからくる密輸品への輸入規制が超厳しくなる
  • 国内加工率は42%。政府は「50%にする」と政府が大号令をかけている
🐱(なるほど〜。調べれば調べるほど、原料だけを輸出するってモデルに限界がきてる感じがする)

こうした現状をふまえて会社として「現地で加工工場を建てる」シナリオを検討することになった🔥

  • 現地に雇用を創出することで政府へのアピール
  • 原料から加工品までのサプライチェーンを強化して、日系菓子メーカーへの供給安定化
  • 「現地に利益を落とす仕組み」をつくることで密輸抑制や農家支援にも貢献
🐱(ストーリーは描ける。でも、、政府との交渉、マジで上手くいくんかな…)

3. 政府との折衝🏛️

首都、アビジャンの政府庁舎。

重厚な建物の中で、上司や海外支店スタッフ、自身を含めた自社側数名と、

先方の農業省の幹部たちとの会議が始まる。

政府高官👔「我々の政策はシンプルです。農家の利益を守るため、政府が買い取り価格を設定している」

こちらとしては理解している。

だがその固定価格が柔軟性に乏しく、農家はコスト上昇分を吸収できずに困っているのが実態。

👨‍🦰上司「我々が建設する加工工場では、カカオ豆を直接買い付ける。その際、政府が設定する国内買い取り価格を尊重しつつ、一定の品質を満たす農家には『特例のプレミアム』を上乗せするスキームを導入したい」
🐱(要するに、政府が縛っている最低価格に加えて、我々独自のインセンティブを付与する、ということか)

ただ、政府側の表情はカタイ👺

なぜなら、特例を認めれば、「ほかの外国企業も同じことを要求するのでは?」という懸念があるからだ。

そうすると、外資による加工工場への投資が相次ぎ、投資益が国外へにげていく💸

そんなとこだろう。

👔「我が国の農家を優遇すること自体は歓迎する。しかし制度の一貫性は崩せない」
🐱(…う〜ん。コートジボワールのための提案じゃないか。なんでスンナリ通らない💢)

そこで上司が切り出す。

👨‍🦰上司「ご提案申し上げるこの特例措置は『政府の国内加工率引き上げ政策』に沿う形で実施します。我々の工場が完成すれば、国内加工率は確実に上がる。それに、工場での売上の一部をroyaltyとして政府におさめることを検討しています💰

場の空気がわずかに和らぐ。

農業省の別の担当官が言う。

👔「ふむ。その条件であれば、検討できなくもないかもしれない。経済産業省と調整する余地はあるかもしれない」

政府との会話に妥結点を見い出すことはできた。

~to be continued~

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いかがでしたでしょうか❓

まだ第二弾でしかなく、そして前編を書いたまでにすぎないですが、

いろんな分野を調べながら書いてるので、自身の勉強になっちゃってますww

とりあえずは次回の後編をお楽しみに✨

そしてそして、

前回記事につづけて宣伝しちゃいます🎙️

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引き続きブログ記事のご愛読よろしくお願いします✨

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