【総合商社】社内の「海外閥」
どうも、ドチです🐱
本日もつれづれなるままに、普段思ってることや思いついたことを適当に書いていきます✏️
今回の記事は、「社内の海外閥」についてです。
字ズラを見ただけでは「なんのこっちゃ?」って感じでしょうから、超簡単に説明していきます。
これは私の勤め先だけの話ではなく、各商社の「あるある」だと思います。
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(3-4分程度))
目次
- 社内には海外閥がある!
- 語学研修生の派閥
1. 社内には海外閥がある!
少し唐突ですが、私は、
「ニューヨークには4年いたよ」
「3年いたけど、ヒューストンでの生活は公私共に素晴らしかったなぁ」
という様な会社の先輩にスリスリ可愛く、お近づきになれる様に心がけてます❤️🐱❤️💦
なぜかと言うと、アメリカに駐在したいからです🇺🇸✨
実は、駐在経験者には、ある種、その国の元駐在員コミュニティのようなものがあるんです。
おそらく皆さんの想像ですと、総合商社の人間は、一度駐在した国にまた赴任するというより、次はアジア!次はアフリカ!って感じで世界を転々とするイメージがあるのでは?と思います。
そういう人もいるんですが、実はそんなことばかりではありません🙅♂️
考えてみてください。
駐在員というのは、その国に根をはり、その国の取引先と仲良くなりビジネスを作っていくのが仕事です。
つまり、その国での仕事の進め方やネットワークをつくる知見・経験がその駐在員に貯まっていくわけですね。
そして、その取引先の会社の担当者から見ても、
👨🦱「またお互い偉くなったらもっと大きなビジネスを作ろう!」
なんて思われるわけです。ちゃんと実績を残せば。
そうすると、ヒラの担当者駐在員だった時に築いた関係を、また課長クラスとして戻って継続するための人事だってザラに起こります。
その目線で言っても、会社としては、社員を1カ国に駐在させる方が「コスパ」が良いわけですね💰
また、当然、人事は偉い人が決めるわけですが、偉い人が相談して意見を求める際、その国の元駐在員の偉い人に聞いたりするのは自然ですね。
👴「A君/Bさんはオーストラリアのあの商売にフィットするかね?」
的な。
そういう時に、駐在員経験者の上司・先輩の近くにいて、実務能力をしっかりアピールした上で(←🐱💦ココガムズカシイ・・・)、スリスリしながら意向を伝えておくと、自分の名前が出やすいもんなんですね。
👱♂️「一生懸命やってれば、上の人は見ててくれるから、目の前に集中することだよ!」
こういう意見もありますが、あんまし賛同できませんね。
もし希望があるなら100%能動的に頭を使って自ら動くべきですね。
ハァ~アメリカイキテェ・・🐱
2. 語学研修生の派閥
最初の駐在国で「色」がつくことがあるっていうのがこれまでの話でした。
一方、それ以外の理由で派閥ができることも多々あります。
それが「語学研修生」です。
👦「なにそれ?」
そう思われる読者のみなさんのために、簡単にどんなものか説明します👇
- 各商社に存在する、「英語圏以外の国」にいき、(会社から給料をもらいながらも!)学生としてその国の言葉をどっぷり勉強してくるっていう制度
- 希望すればどこでもいけるわけではなく、やはりビジネスチャンスの大きい国への派遣がメイン(例 : 中国、ロシア、ブラジル(ポル語🇵🇹)、南米(スペ語🇪🇸)など)
- 滞在期間は1-2年程度が一般的。目的が「語学習得」であるため、派遣先の語学学校/大学が首都/最大都市とは限らない(ってか田舎が大半っぽい)
って感じで、「その国/言語圏の専門の人材を作っていく」という会社の方針の下、主に希望する若手社員を対象として応募・派遣する制度です🖐
実情をもう少し紹介すると、
- 研修期間中は、午前→授業、午後→フリーとなるので、自分で主体的に動いて午後のスケジュールをどれだけ有意義にするかが鍵となる
- 最初3ヶ月、自信を喪失する(らしい😇)。でも期間終了後、「まあそりゃあ英語より〇〇語の方がラクかな」ってなる(らしい👺)
- 最初の1年は学校に通い、2年目からは現地法人/支社での実務研修というケースが多い
- そして2年目の研修生(だいたい入社3-5年目?)は、先輩駐在員(8-12年目?)からアゴで使われる雑用となる🏃♂️💦
- 基本的に、帰国後は身に付けたその語学を活かせる様な部署/業務に配属される
- そして、また数年後にその国、その言語圏で、今度は駐在員としてブイブイいわす🕺✨
って感じです。
・・・ということで、大量に送られる中国とかブラジルとかは、「中国閥」や「ブラジル閥」ができてくるわけです(=´∀`)人(´∀`=)
👧「入社したら中国で仕事してみたかったんですが、、やっぱ語学研修生が優先になるんですか・・?応募した方がいいんでしょうか??」
ケースバイケースなんですが、やっぱ語学使える人が優先されることが多いです。もちろん、中国に限らず。
ただ、、ウチの会社だけかな、、なんか中国語研修生出身者は、、帰国後、自分の「中国色」を消したがる傾向にありますwww
そして欧州・米国駐在のイスを取りたがる→だけど結局、上海店の課長とかに落ち着く🤷♂️ってのが多いです😄
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いかがでしたでしょうか❓
「大企業にいるんだから、人事なんて上の人がサイコロ振って決めるもんでしょ😒」
もしもそういう考えの読者さんがいれば、本記事を参考に何かアクションしてみると良いかもですね!
一緒にアメリカで仕事しましょう🗽
何かご質問等あれば、お手数ですが、本ブログのお問い合わせフォームか、TwitterへDM頂けるとありがたいです。可能な限り返信しますんで💪