【総合商社】やっぱ学歴って新卒採用プロセスに影響するの!?
どうも、ドチです🐱
さて、今回は就活生向けの記事ですね。いつの時代も気になるテーマ、「総合商社に入るのにある程度の学歴って必要なの?」について書いてみました✍️
就活生:A君👦(東大とか慶應とかが多いイメージ・・。トップ層の大学じゃない自分とは無縁の世界だ・・・)
そう思っていらっしゃる方、結構たくさんいらっしゃると思います。ただ、今回は冒頭文で結論を申し上げますと、
- 影響はする(俗にいう「高学歴」の大学に通う就活生は有利)
- ただし、そういう超有名大学出身ではない「あなた」が入社出来ない、なんてことは決してない!
って感じです。
本記事では、現役社員という内部の人という立場から、①どう有利なのか、②不利を解消することは出来るのか?を解説してみますんで、前述のA君と同じ様な境遇の方は是非ともご一読下さい✨
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(3-4分程度))
目次
- 業界の出身大学構成
- 学歴が有利になる理由は?
- 不利を解消する方法は?
1. 業界の出身大学構成
私の超肌感覚の無責任な数字ですが、まずは、新卒で入社する社員の、出身大学構成のザックリとした割合を見てみましょうか。
慶應:20% 東大:20% 早稲田:15% 京大:10% 旧帝大(東大・京大除く):10% 一橋:8% MARCH・関関同立:5% 海外大:2% その他:10%
こんな感じでしょうか。これ、完全に私の肌感覚ですし、業界を一括りにしちゃってますんで、商社毎に/その年毎に構成割合も多少なりとも変化するとは思いますが、ザックリこんな感じかと。
この数字だけ見ると、、「その他」以外の大学出身の方からすれば、
👦(ほら、、やっぱ「その他」大の出身者からすると相当狭き門なんだ・・・)
って思っちゃうのも無理はありません。
ただ、もう一度言いますが、そうであっても「あなた」がこの統計に当てはまるかどうかは関係ありませんし、後述する点をしっかり認識し、きちんと行動すれば、不利な点は解消されますんで、あまり心配しないで下さい🖐
2. 学歴が有利になる理由は?
以下3点にあります。①、②は良く聞く話でしょう。
①商社との接点の多さ&OBOGの手厚いサポート
業界に多くのOBOGが存在する大学は、やはり社員と交流する機会が多いんですよね。他大学で行なわれない様な、その大学向けに開催される公式な説明会や、部活単位で行われる非公式な説明会等が有象無象にあって、とにかく接点が多い。
接点が多いと、感じ良く礼儀正しい学生は、徐々に企業側からの顔の覚えも良くなってくるわけですよね。そうなると、色々な社員を紹介してもらえる→社内で良い評判立つ→選考前から特別扱い、という道を創れます。これやれちゃう可能性が高いんですよ。
加えて、部活単位ですと、OBOGによるES添削や模擬面接等まで行なわれる場があるみたいですね。「入りたい会社の現役社員から支援を受ける」こと程有効なサポートはなく、かなり効率的に最短距離を走れちゃうわけです🏃♂️💨
②学内でのノウハウの蓄積
OBOGのみならず、トップ層の大学は、たくさんいる業界内定者により組織される就活コミュニティがたくさんありますよね。これがやはり強力なサポートになり得るわけですよ💪
内定者って、言わば「就活という競争に勝ち結果を出した人たち」なので、(実際に内部にいる社員程ではないかもしれませんが、)その会社が求める人材像を理解していたり、文章/面接においても一定のスキルを持っているわけです。
こういうコミュニティに属して、自身の足りない点を補足する行動を取るだけでも、結構、効率良く動けるわけであり、そういうサポートを得られる機会が多い(=内定者の数が多い)大学は有利ですよね。
③企業側の論理
この最後の点は、私の「考え」ではなく、実際に面接官となった方々から聞いている話なので、事実と言えるでしょう。
過去、実際に面接官を担当した方に、以下の通り質問したことがあります。
🐱「面接での応対が『超同レベル』な2名の学生がいて、どちらか1名しか上げられない場合、どうするんですか?」 👨🦰「結構悩む。そういうケースって何かしら決め手は見つかるんだけどね。まあ、見つからない場合は、TOEICスコアとか大学名とかにしてたかなぁ」 🐱「大学名?高学歴ということですか?なぜですか?」 👨🦰「そう。実際、今、会社で働いている社員が多くいる大学の学生さんの方がフィットする可能性高いじゃん」
・・・会話の通りです。企業としては、サンプルが少ない大学の学生よりは、実際多く勤務する社員の出身大学から採った方が良いと考えるわけですね。面接官(=企業)からすれば合理的な判断と言えるでしょう。
3. 不利を解消する方法は?
さあ、本記事で一番重要な部分ですね!前述のトップ層ではない大学の学生さんはどうすれば不利を解消出来るのでしょうか?
簡潔に言いますね。結論、シンプルに上記①②に挙げたトップ層大学の学生さんが持つアドバンテージを、自ら掴みに行けば良いだけの話です(③はちょっとコントロール出来ない話なので無視!)。社員に食い込んだり、内定者の支援が得られる環境を手に入れにいきましょう。
👦(簡単に言うけどさ・・・。それが難しいんじゃないの😞)
気持ちは分かるのですが、今のコロナ禍の状況下、別に地方から東京や大阪に通う必要なんてないのですから、オンラインで全部やれば良いでしょう。
必要なのは、ちょっとした勇気です。その勇気を出すか出さないかで、就活が「マラソン」になるか「50m走」になるかです。出来るだけ効率良くやった方がいいと私は思います。
ちなみに、私自身、20年7月よりTwitterを始めてますが、こういう総合商社でのリアルな経験を語るブログを運営しているからか、既に10数名の「勇気と行動力を持った方」からDMを戴いてます。読者の1%くらい程度でしょうが、実際にそういう方が存在するわけです。
OBOG訪問に関しては、以前書いた下記記事も参考になるかと思いますので、リンク貼っておきます。
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いかがでしたでしょうか❓勇気と行動力、これらは本当に大事ですんで、今からでも考えて動き出してみて下さいね。特に、「その他」のカテゴリーに属する皆さん、応援してますんで🔥🐱🔥
ご質問等あれば、本ブログのお問い合わせフォーム、Peing匿名質問箱、TwitterのDM等でお知らせ頂けるとありがたいです✨反応があると超嬉しいもんです✨
最後に。
咳が止まりません。おやすみなさい🐱💦
P.S.
平日は毎日Twitter上で総合商社関連Newsをまとめて呟いてます。よかったら見てみてね👁 → @Dochikun1