【総合商社】4月からの新商社パーソンの心得4選①
どうも、ドチです🐱
東京は全国的にも一足早く桜の満開を迎えていますね🌸
春ですね〜。花粉さえなければ1番好きな季節です。いくつになってもワクワクします。
さて、本日は4月から新しくこの業界の新人となる新商社パーソンに向けたメッセージを記事にしてみました✏️
10年ちょっと働いた中堅社員が決して偉そうなことを言うつもりはなくですね、
これまでこの業界で働いてきて率直に思うことをツラツラと勝手に書いているだけです😄💦
・・・実はですね、20年7月から細々とこのブログを続けてきたのですが、
近年は、各商社の内定者の間で「就活で参考になった!」と話題に上がっている情報源となってるみたいなんです🙌
ということで、このブログを就活生の頃から読み続けてくださってきた内定者の方に、少しでも参考になればと願う次第です🙇♂️
今回はまず前編ということで2選に絞ります✌️
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(3-4分程度))
目次
- 1番大切なのは…🤝
- 実は意外と…☝️
1. 1番大切なのは…🤝
今回の記事で1番大事だと思ってることを早速お伝えしますね。
結論ですね、「信用を得ること」がもっとも大事なんです。
これをどうか忘れずに日々過ごしていただきたいなと👍
内定者1👧「そりゃそうなんじゃないでしょうか?」
内定者2👦「とにかく、与えられた以上の仕事をこなすことが大事なんでしょ?」
そうですよね、そう思いますよね。
ただ、実は意外と組織の中で信用を得るってのは本当に難しいことなんです。
まず、最初に身もふたもないことを言ってしまうと、新人のあなた方が与えられた以上の仕事を行なうことは、限りなく不可能に近いです🙅💦
もっと言うと、与えられたことを全てこなすことすらかなり難易度が高いと認識しておいてください。コレマジ☝️
なぜかと言うと、新人って知識が0であるだけでなく、その信用が0からのスタートだからなんですね。
これから向き合う仕事というものは、一人で出来る作業はほとんどありません🙅♀️
同じ課・チームの同僚や、(あなたが営業に配属されたなら、)コーポレートの人たちと一緒にするわけです。
その一部をあなたが担うわけですが、あなたが出すアウトプットが正しい保証はやはりなく(=最初は誰しもあなたを信用できないから)、
全てのアウトプットについて、なぜそう考えてそのアウトプットを出したか、の説明を求められます。
また、仕事にはどんな仕事でもスケジュールというものがあります⏳
さっき言ったその確認プロセスを、あらかじめ決めたスケジュールに沿って完遂することって、けっこう難しいことなんですね💦
内定者1👧「いや、その時はまあ先輩や上司が助けてくれるんじゃないの⁉️」
もちろんそうなんですが、実は先輩・上司は、あなたが頭が良いか/効率が良いか、という点よりも、
困った時にあなたがどうするか?という点をじっくり観察してるんです👁
👴👨「この新人は、よく分からないことに直面した時、スケジュール通りに進められないと感じた時、どういう行動を起こすか?」
って感じで🖐
もっと具体的にいうと、
- この人は分からないことを素直に分からないと言えるか?
- 協力/教えを求めるにせよ、どこまで分かってて何が分からないから進められないか、自身で認識してるか?
- 現状ではできない業務であるにせよ、スケジュールを意識しているか?
- そもそも嘘つかないか?都合の悪いことを隠してないか?
先輩や上司はこんな感じで、今後あなたを試していくんですよ🖐
つまり、ここまでで何が言いたいかというと、
そもそも、仕事をバリバリこなせるなんてまずあり得ないと思われてる →それよりも、信用に足る人物なのかどうかを見られてる →信用を得るため必要なのは、「今、自分が何を考えどうすべきか」を透明性を持って周囲に伝えられることである
ってことなんですよ。
なので、例えば、
A君👦「すみません、X業務のこの部分が分からずちょっと前に進めそうにありません」
と、その仕事の締切ギリギリに言われる新人A君よりも、
Bさん👧「10分ほどいただけますか?明日までに対応する必要あるX業務ですが、YとZの部分が分からず、そしてそれを社内のどの部署に確認すれば良いかも分からないのでちょっと前広に確認させてほしいと思ってまして」
って返してくる新人Bさんの方が透明性が高くって優秀ってなるんです☝️
ただ、A君も自らサポートを求める姿勢は、かつての私よりは全然良い気がしますけどね🐱ナハハ💦
👦「・・いや、僕別に猛烈に出世したいって希望があるわけではないんで・・🖐」
ここまでの話は、決して出世するためだけの話ではありません。
どんな仕事をするにせよ、透明性を持って相手と丁寧なコミュニケーションをすると円滑に進むものであり、
こういうことが早いうちにできないと、出世うんぬんというレベルでなく、自分自身がストレスフルな毎日を過ごすことになります。
なので、まずは透明性を持って周りから信用される人になることを考えて頑張ってみて下さい💪
そういう行動を積み重ねていくと、どんどん能力が高くなっていくもんですから。
2. 実は意外と…☝️
さて、前章は、入社早々から意識してほしい点でした。
繰り返しですが、まずは組織の中で信用を得ることが絶対に1番大事です👍
この章では、少し業務に慣れ始めた頃から意識してほしいこと(でも、今から知っておいてほしいこと)について書きます✏️
ローテーションが多いといえど、3-5年は同じ分野・産業で働くのが商社パーソンですよね👔
ただ、中には、
👩「もうこの業界で10年ほどこの商品担当してますけど、なにか❓」
みたいな社員もいるんですね☝️
それに、総合商社の社員って、けっこう高学歴な学生が集まるじゃないですか、ぶっちゃけ⁉️
つまり、ある程度理解力の高い/弁が立つ人間はゴロゴロいる世界ではあるんです。・・タブン🐱💦
ただですね、そんな連中でも、(当たり前なのですが、)知らないことってたっくさんあるんですよ🖐
新規でも既存でも、ビジネスを回そうとすると、本当にいろいろな知識が必要になってくるので、
1つひとつのことを深く深く知ってる社員って実はほとんどいないんです。
さて、ここで何が言いたいか分かりますか?
実は、1年目といえど、周りの先輩・上司が注目していない/よく知らない知識であれば、1週間でも猛烈に勉強すれば1番になれるもんなんです👍
例をあげましょう☝️
かつて私の周りにはこういう新人(👦)がいました。
彼はとある商品を中東から買って、主に中国に売る商売のチームの1年目でした🇨🇳
お客さんのほとんどが海外にいるということもあり、まだお客さんと面談したこともありませんでした。
入社して半年が経ったくらいで、だんだんその商売を覚えてきたのですが、
👦(そういえば、だいたいのお客さんが中国だけど、他の国・地域はどうなってるんだろう?)
そう思って、その商品に関する東南アジア諸国の通関統計データ(*)や、web上でその商品の需要家と思われる企業のデータベースを作ってました📈
(*)貨物が輸入される際に税関が記録するデータ。価格とか数量とかが公表されてます。
そして、ついにチャンスが来ました。
中国で急速に景気が悪化し、その商品も市況が大崩れ📉⚡️どうしても中国に売れなくなってしまったのです🤷
その時に、彼が作った東南アジアの需要家データベースが役に立ち、中東のサプライヤーさんの契約条件をしっかり守れたのです✌️
その後、彼は1年目であること関係なく、1番東南アジア市場に詳しい人間として海外出張に行く機会を得ました✈️✨
仕事ってこんなもんなんです🖐
1番詳しい人間に機会が降ってくるもんなんです💰
なので、まずはある程度信用を得ることですが、信用を得たら、
👦「みんな注目してないけど、もしこういうデータがあれば、もっと儲かるんじゃないかな?もっとリスク回避できるんじゃないかな?」
と自分なりの仮説を立てて、集中的に時間を割いて、「自分が1番詳しい」という分野(←本当に小さいことでも良いから、とにかく「自分が1番」なこと)を作ってみることを強く勧めます🔥
ーーーーーー
いかがでしたでしょうか❓
定期的にこのブログのお問合せやTwitter上のリツイートなどでコメントをいただけるのですが、
もしよろしければ、この記事に関しては、今年、商社で1年目を間もなく終える方からコメントいただきたいなぁ〜って思ってます🙏
実際、この記事を見て当てはまってること多くないですか⁉️
もし意見をもらえたら、もれなくそのリツイートを見た内定者や就活生の方々がフォローしてくれると思いますんで😄💦
最後になりますが、
このブログを少しでも参考にされて内定者になられた読者さんの成功を誰よりも祈ってます🙏✨
引き続きご愛読よろしくお願いします〜👍
次回は後編の2選ですね、乞うご期待‼️
ご要望やご質問、その他お問合せ事項などあれば、お気軽に本ブログのお問い合わせフォームか、
もしくはTwitterへDM下さい🖐お待ちしてま〜す。