【総合商社】海外駐在員のシゴト/ポジションの種類①現地法人🏢
どうも、ドチです🐱
はあ、はやくまた海外行きてぇ〜✈️
最近はそんなこと思ってまして🖐️
幸い、東京での今のシゴトには不満がないどころか、むしろ楽しい日々なのですが、
う〜ん、ちょっと1年くらいしたらまた駐在したいなあって✈️
そんなこんなで、今回の記事から複数回にわたり、海外勤務のポジションの種類とそれぞれの仕事内容について書きました✏️
書いてたらやはり長くなったので分割してシリーズ化しました✂️チョキン
第1回は「現地法人」への赴任、という駐在の形について🏢
主に、業界外の学生・社会人のみなさんを読者対象にする内容ですが、
海外勤務未経験の業界の若手社員にも読んでもらえたらな〜と👍
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:少し長め(3分程度))
目次
- 現地法人って❓🏢
- シゴトはどんな感じ❓💪
1. 現地法人って❓🏢
たぶん、「the 商社の海外駐在」で1番イメージしやすいのがこのパターン☝️
たとえば、
- 米国三菱商事会社♦️
- 伊藤忠インターナショナル会社💋
とかとか、そんな親会社の名前がついた100%子会社のことですよね。
こういうのを現地法人(現法、ゲンポー)なんていうんですが、世界中にあります🌏
ご想像のとおり、国・地域によってゲンポーの規模(従業員数や取扱額)が違ったりしており、
ニューヨークやロンドン、シンガポールに上海などは、本社にある部門/本部のだいたいのポジションがありますし、
各コーポレートの部署(財務・経理、法務、リスクマネジメントなど)もあります。
こういうデカい拠点のゲンポーは、いわば「ミニ本社」ってカンジです🏢
一方で、それ以外の大きくない拠点/小さい拠点は、かぎられた数の部門/本部の営業や、
かぎられたコーポレート機能しかありません🖐️
ということで、営業部門の社員目線でいえば、部門/本部によってポジションがどのゲンポーにあるか違うんですね。
たとえば、わかりやすいのは中東諸国🏜️
石油や天然ガスの権益とか持つ商社のゲンポーは、やっぱエネルギーや(石油やガスを原料とする)化学品の関連する部門/本部はポジションはありますが、
食品とかリテール関連のポジションはあまりないと思います🖐️
この論理でいけば、だいたいの総合商社において、入社時に配属された部門/本部の中でローテされるので、
👦「オレは食品関連のシゴトやりたいけど、同時に中東のどこかで駐在する人生がいい✨🕺」
みたいなのはかなり難易度が高い💦
もちろん、理想的には、
👦「オレが将来『デーツ(ナツメヤシともいう)を原料とした加工食品』で会社を一儲けさせてやる💪絶対にUAEでビジネス創るぜ🔥」
とか、熱い野望を持ってみずからポジションを創り出すことは、商社パーソンとして超カッコいいですけど👍
あと、もう少しくわしく言うと、だいたいのゲンポーのポジションは、部門/本部にひもづくより、
その部門/本部の中のとある事業部とか、その中の課にひもづくケースが多いです。
👧「『ひもづく』ってなに?どういう意味❓そこ大事よ☝️」
つまり、例をあげるとこんな感じ⬇️
- 〇〇商事のトロント支社は金属資源の稼ぎがメイン🪨⛏️💰
- ということは、金属資源本部がトロント支社のポジションを持っている(=本社の金属資源本部員が駐在するチャンスがある)🇨🇦✨
- でも、その稼ぎは鉄鉱石のシゴトがメインで、その他は銅とかニッケルがちょっとずつ🤏💦
- ということは、トロント支社の金属資源ポジションは銅事業部員ではなく鉄鉱石事業部員のもの🤲
みたいな話です。
もっっちろん、例外はありますし、例外だらけでもあります。
でも、こんな感じなんです。
これ、見方を変えると、
「あなたが担当する商材・サービスがメインの収益であるゲンポーが、将来のあなたの駐在ポジションとなる可能性が高い」
とも言えるんですよね〜。
この視点でみると、なんとな〜く若手社員もキャリアを考えやすくなるかもです‼️
2. シゴトはどんな感じ❓💪
たぶん、だいたいの読者さんのご想像のとおりなのですが、
「本社の社員じゃ日々手が届かないシゴトをやる💪」
コレですよね〜。
たとえば、事業投資関連なら、
- その産業のプレーヤーが集まる、駐在先の国で定期的に開かれる国際会議で情報収集する
- 本社の関連事業部に投資を検討してもらうために、情報を分析して本社に送る
- 投資の下調べをすべく、政府機関と許認可などの話をしたり、原料を調達するためにロジ会社と話す
とかとか。また、物流関連なら、
- (その国が担当商品の販売市場なら)顧客を開拓し、本社の販売をサポートする🚢
- (逆にその国が供給市場なら)サプライヤーを開拓し、本社の購入をサポートする🚢
- 駐在国内の内陸の物流商売をする🚞
とかとか。
つまり、海外の政府機関や取引先の窓口となるようなことはだいたいゲンポー社員の役割なのです☝️
なので、
👱♀️「私は、『一つの商材・サービスで世界中においてどういう戦略を描くか』っていう司令塔的な役目より、『その国プロになり政府や取引先に刺さり込む働き方』の方が向いてると思う🙆♀️」
って人は適性あると思います👍
あと、駐在員は、本社の社員と違っていろんな商材・サービスをカバーする必要があります。
前章の例をまた持ち出しますと、〇〇商事のトロント支社の金属資源課は、
鉄鉱石がメインでしたので、本社の鉄鉱石事業部出身者が務めますが、少しだけある銅やニッケルもその駐在員が担当します。
👦「え、シンプルに、これまで東京で鉄鉱石だけやってた人が、いきなり他の金属の商売わかるの?」
良い視点👁️✨
いきなりは難しいので、やはり駐在前に、隣の部署のカナダ担当の人とかと打合せし、いろいろ勉強する時間をつくるもんなんですよ🖐️
つまり、「広く浅く」ってのがゲンポー駐在員のある意味でのキーワードです🔑
あと、最後にですが、、
ゲンポー社員の大きなシゴトの一つは「アテンド」ですよね〜🌃
これもご想像のとおりですが、、
やっぱ、本社の社員が出張しまくる国・地域(=出張したい国・地域)の駐在員はキツいんすよ💦🍻
いろんな商材をカバーするってことは、いろんな本社の事業部員と接点持つので、機会も多いっていう…
本社A事業部課長👨「久々だなぁ〜ニューヨーク🗽今夜はステーキハウス連れてってよ」 →ははぁ〜🙇
本社B事業部同期👩「ニューヨークって仕事で初めて〜🗽ステーキとかいい?食べなれて飽きてるよね…❓❓」 →全然いいぜ😏(連チャンだけど…カッコツケタイ🥩💦)
本社C事業部後輩👦「先輩、ジブン、ニューヨーク初めてきました🗽海外も3回目です。ステーキとか有名って調べてきまして…🔥」 →実はNYは今、日本食熱いから連れてってやんよ😉(サンレンチャンムリ🙏)
みたいな。
最近でこそすっかり落ち着いてきましたが、、出張先でハメ外したい本社の出張者は、
一次会のみならず、平気で二次・三次会とかアテンド強要してきたりね〜💦
そんな感じです🖐️
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いかがでしたでしょうか❓
…ちょっと今回は現地法人務めのケースにしぼったんですが、、まだ書ききれないな💦
また別の機会に👍
次回は事業会社出向パターンの海外駐在の形をご紹介しますね☝️
引き続きご愛読お願いします✨
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海外駐在の記事を書くと、やっぱ質問をいただきやすいので、今回もお待ちしてま〜す。