【総合商社】海外駐在の鼻血が出るほどのメリット3選①金銭編
どうも、ドチです🐱
またちょっと間空いてしまいましたね💦
はぁ〜。実はですね。
先週はちょっと勤め先でガッカリすることがあって😞
ちょっとテンション下がっちゃってるんですよね〜。
実は、部長とのマンツーマンの面談があったんですね。
この時期、部長が部員全員に1対1でやってるんですよ。
で、今期の仕事上の目標ですとか、今後の中長期的な希望キャリアとか、そういうのをテーマとして話すんですね。
まあほら、商社マンブロガーのドチさん、よく時差対応キツいってこのブログでよくグチってるじゃないですか?
なので、本日、私があとどのくらいこの不規則な生活を強いられるのか、白黒つけるため、この日を待ち望んでたんですね✨
東京にいて時差対応に苦しみながら司令塔的な仕事するよりも、
海外の前線でその国の取引先に刺さり込む兵隊的な働き方の方が向いてるんですよね🖐
海外行ったらブログも毎日更新できる時間持てそうだしね😏
・・ということで、もうすぐ2年になるんで、
🐱「もうすぐこの仕事始めて2年くらい経ちます。僕もそろそろ〜海外っすかね😄(ドキドキ💦)」
すると、、、
部長👨🦰「まあ、たしかに石の上にも3年っていうかね。ただ、お前の場合はもう+3年くらいがちょうどいいんじゃないかって!どう!?」
NONONONOノウゥ〜🙅♂️💦🙅♀️💦 🙅♂️💦🙅♀️💦 🙅♂️💦🙅♀️💦
・・・って感じで、なかなか出してもらえそうにないっぽいんですよね〜。
はぁ〜。。
はい、前置きが長くなりすぎました。
さて、今回の記事はですね、そんな切望する海外駐在のメリットをいくつかあげてくシリーズの1発目、「金銭面のメリット」についてちょっと紹介します。
さ〜あ、1発目は、みんな大好きお金の話です💰✨👀💦
👧「総合商社の駐在員は、駐在手当が厚いっていうありがちな話でしょ?」
まあそうなんですけど、あんまり本や他のWeb情報でも詳細が書かれてるものってあんまり見たことないんですよね。
給与・福利厚生に関しては、各商社横一線って感じなので、ほぼどこも一緒だと思います。
なので、リアルさを追求して、専門用語など使わずになるべく簡単に紹介していこうかなと🖐
ということで、早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:少し長め💦(4-5分程度))
※なお、今回の記事は30代半ばくらいの課長補佐くらいの年次の社員の待遇です。
目次
- 海外勤務手当💰
- 家賃補助手当・通勤手当💰
- 教育費用手当💰
- 危険地域手当💰
- その他💰
1. 海外勤務手当💰
さて、まずは海外駐在員に一律で入ってくる海外勤務手当ですね。
これはサクッといきましょうか。
この手当はまあ「会社都合で海外転勤になるから与えられる」見合いの追加給料ってとこでしょうかね。
だ〜いたい+10-30万円/月くらいが普通の給料にプラスしてくる感じですかね
最初にも言いましたが、この手当は、海外のどこの国・地域に駐在するかによらず、駐在員なら一律でもらえる手当です。
👩「ただ、それにしても10-30万円/月なんて、ちょっと幅が大きすぎません!?」
そうなんですよね。
では何でその下限〜上限が決まってくるか?
それは駐在国の物価によりますね。
やはり、欧州とか米国、香港やシンガポールなどの生活コストの高い都市で物価調整見合いとして加算されるものなんです🖐
👩「じゃ、じゃあ大都市に行けば行くほどお金が貯まるって話ですか!?」
それはこの記事を最後まで読めばわかってきますから😏💦
2. 家賃補助手当・通勤手当💰
次は家賃補助手当・通勤手当ですね🌃🚗
👩「よく、商社の人って海外に行くとどえらいトコ住むっていいますよね!?」
これは、、正しいですね。
実際、私自身、他業界/他社の駐在員と過去にこういう話になって、銀行さんやメーカーさんとの違いに、ぶっちゃけ優越感を感じたことがあります😏💦
この手当の額は、ご想像の通り、やはり駐在国の家賃相場によります。
その幅は、感覚的に30-50万円/月くらいですかね(←家族帯同ケース)。
ただ、この部分は、手当というと少し誤解をまねくかもしれません。
その幅に落ち着く家賃だったら全額会社が負担する、というのが原則であり、決まった補助額からはみ出た分は給料に加算される、という話ではありません🙅♂️
やはり、会社都合の転勤なので、会社が家賃を全額もつよ、って話ですね。
ただ、これは先ほどあげたような大都市圏(特に香港やシンガポール)では、それでも大きな家/コンドミニアムで贅沢するには、50万円/月でも充分でないケースがほとんどです。
逆に、東南アジアとか中南米ではジム・プール付きでセキュリティも一流のコンドミニアムに30-40万円/月で全然住めるって感じですかね🏊♂️🌴
こちらのケースが商社の駐在員生活としてイメージされやすいんでしょうね☝️
そして通勤手当ですが、まあこちらは電車で通勤できるトコならほぼ実費分って感じですが、車を買う必要があるトコはやはり補助が出ます。
これは私自身経験ないのですが、駐在期間の数年間乗って、日本に帰任する時に現地で売った額と、赴任時に購入した額の差額分くらいは出るっぽいです。
つまり、その場合は駐在期間中はガソリン代くらいしかかからないって話ですよね✨
👩「治安の良い国は自分で運転すれば良いのかもだけど、治安の悪い国はどうするの??」
実はですね、ドライバーさんが1つの駐在家族にほぼ24時間体制でつくっていう感じになります😳
一応、、そのドライバーさんは駐在員の仕事をサポートする見合いで付いているのですが、、駐在員が仕事中の時は、奥さんや子どもさんの移動にも好きに使って良いという場合がほとんどです。
ドライバーさんの残業時間や燃費も全て会社負担です✨
👩「え!?ど、ど、土日は!?お仕事のない土日はさすがに使えないよね??」
基本、土日も使い放題なケースがほとんどです。
つまり、日本にいる時にくらべてほっとんど交通費なる出費がないって話です🖐
ちなみに、この辺の部分はより詳細を過去記事で書いてますので興味ある方はぜひ〜👇
3. 教育費用手当💰
さて、ここまででもすでに相当なメリットが得られていますよね💦
まだまだです💰
実質、帯同する子供の数と年齢によっては、この手当がこそが一番大きいかもっていう。。
だいたいのケースで、商社の駐在員の子女は、インターナショナルスクール(=インター)に入ることがほとんどです。
インターって、、もちろん、駐在国やどの国のインター(=American/Britishなどなど)によりますが、超学費高いんですよね。。
💰200-250万円/年💰
的なレベルです。
これがタダになっちゃうんですね。
しかも、、
子供2人なら2人分、3人がインターなら3人分・・・全部タダ!
もうそれだけで400-750万円/年なり!
3年間3人分負担し続けたら、、1,200-2,250万円/年👀💦
田舎で家建つわ!
これはさすがにデカすぎるでしょ・・。
なので、小学校以上の子供がいる社員の海外駐在意欲ってハンパないんですよ🔥
最近は、特に子供を海外で育てたいって意向が強い人も多いですからね。
もちろん、これも実費精算になりますので、はみ出た分はポッケに、、という話ではありません🙅♂️
と、当然ですね。。
4. 危険地域手当💰
👩「もうお腹いっぱいなんですけど・・。まだあるの!?」
あるんです。
むしろ、、ちまたで言われる、「商社の海外駐在は給料倍になる」ってウワサの真実はこの危険地域手当にある感じですね。
さあ、おどろくなかれ。
だ〜いたい+0-50万円/月(※)くらいが普通の給料にプラスしてくる感じですかね。
(※)ひょっとしたらもう少しあるかも・・
「👁!?」
+50万円/月!?
+50万円/年、ではなくて!?
もちろん、この上限の方は、本当に本当に限られた国・地域への駐在になります。
アフリカ一部、旧ソ連・中央アジア、南米の奥地など、超危険&ほぼ日本食入手不可の地域などでは、「命を削ってもらう見合いの給料倍手当」的なほどのお金が手に入るのです。
ただ、上限まで行かずとも、中南米や東南アジア、中東や一部の中国・欧州域でもふつうに一定の手当はもらえます。
完全に手当がないのはそれこそさっきあげた大都市圏とか。
総合商社のこの手当が、けっこうずば抜けて他業界の駐在員とくらべて高いんだと思います。
それに、これは2. 3.と異なり、現金で入ってくる「収入」なので、お金が貯まる要素になるわけです。
5. その他💰
さて、最後に、本当に本当に最後に、見落としがちな、駐在員であることのさらなるアドバンテージを2つほどあげましょう✨
👩「もうダメ・・。是が非でも若くて駐在しそうな商社マンを今のうちに捕まえておかないと・・」
そうなりますよね。それに海外では本社よりは家族との時間も取れる傾向にありますから✨👨👩👧
さあラストスパートです🏃♂️💨
まず1つ目は、特別休暇ですね。
これも大都市圏での駐在員には原則ないのですが、そうでない国の駐在員は、日本食を調達する見合いで、その駐在国の最寄りの大都市にいくフライト往復分の費用と休暇が取得できるんです。
つまり、たとえばインドの僻地に駐在しているとしましょうか。
その駐在員は、シンガポールなどに往復し、日本食を調達する見合いで1週間ほどの休暇と往復運賃分の支給がなされるのです。
もちろん、その時の運賃相場や為替レートにもよりますが、50-70万円/回分の支給がなされます。
運賃はエコノミー見合いですが、正規料金運賃のため、だいたいはディスカウントビジネスに乗ってもお釣りがくるくらいです✈️✨
また、この特別休暇の頻度は、その駐在都市がどれほど物資調達難なのかによって変化します。
超極端な話、インドよりはサウジアラビアなどの駐在員の方がしんどいので、インドが年1回だとすれば、サウジは2回/年とか、そういう話です。
はい。
2つ目のアドバンテージは、住宅貸し家賃収入ですね🏠
まあこれは日本で住宅を所有してる駐在員限定の話になりますが・・。
商社に限らずですが、おそらくほとんどの駐在員は、駐在が決まると日本での持ち家を他人に貸して家賃収入を得ることがほとんどでしょう。
毎月の住宅ローンの支払いをカバーした上で、+5-10万円/月の利益を得る人が私の周りには多かったですね。
つまり、日本の家のローンは他人が払ってくれて、駐在先の住居費は会社負担。
さらには毎月ローンを上回る家賃収入が5-10万円/月入ってくるっていう。。💦
こちらは会社の制度ではないですが、これも駐在員の特権ということで最後に紹介しておきました〜🖐
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いかがでしたでしょうか❓
いや〜けっこう、あまり他のメディアでは見られない詳細まで魂込めて書きましたね。
これだけ見たら、できるだけ秘境に行った方が金銭的なメリットは大きいのではないか?と思われるかと。
ただ、当然ですが、単身でも家族帯同でもやはり安全第一ですよね。
それに、子供の教育も考えたら、、お金が貯まるという下心を捨ててでも大都市圏の方が良いんじゃないか?と考える派ですね、私は🖐
お金より何より、楽しく健康に暮らせたという想い出が大事ですから。
・・ということで、今回の記事に関して何かご質問等あれば、本ブログのお問い合わせフォームか、TwitterへDM頂けるとありがたいです。
可能な限り返信します〜。
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