【就職活動】内定を取る為の戦略
どうも、ドチです🐱
今回は、「就職活動で内定を取る戦略」についてお話します(本記事は完全に学生さん(特に総合職希望者)向けです✨👩🎓👨🎓✨)。
20年7月のブログ開始以降の毎日更新で、総合商社に関する記事を量産してきましたが、お陰様で、昨今、興味を持って頂いた就活生の方よりリクエストを戴いたり、彼ら/彼女らと交流させて頂く機会が増えたので、少しでも役に立ちたい想いで、自身の考えを簡単にまとめて書かせて頂く次第です✏️
ただし、本記事で記載する内容は、総合商社を志望する方々はもちろん、他の分野の企業を志望する方にとっても参考になる話ではないかなぁと期待しています✨
尚、今回はあくまで①選考活動における企業側の意図/思考回路と、②それを理解した上で学生が取るべき戦略、の2点に関する私個人の考察(≠会社説明会等で人事部が話す「決まり文句」)を述べるまでであり、「具体的にはいつからどういうアクションを取るべきか」という戦術論や、「XX業界のXX社から内定を得るためには」といった個別対策論は、今後、追って記事にしていきます📄(引き続き興味を持って頂ける様でしたら、、の話ですが😏💦)
それでは早速見ていきましょう🚀 (ちょっと記事長めっす🙇♂️)
目次
- 企業が内定を出す学生
- ポテンシャルのある学生
- 親しまれる学生となる条件
- エントリーシート(ES)を通じ企業が学生に求めるもの
- 取るべき戦略
1. 企業が内定を出す学生とは?
ズバリ、「その企業を長く儲けさせてくれる要素となるか」に尽きます。当たり前のことを書いてますが、まずそれを念頭に置かなければ、今後の評価プロセス(OBOG訪問、リクルーター面談、ES、面接等)でボロが出かねないので、これは本当に重要です。
具体的には、
- 「長く」→すぐ辞めなさそう
- 「儲けさせてくれる要素」→①既にその企業の属する業界で利益を出した実績がある、②取引先or優良企業の創業者/お偉いさんと血縁(いわゆる縁故)、③親/兄弟姉妹が勤めている、④①〜③ではないが、儲けさせるポテンシャルがある、等々
です。
ちなみに、総合商社業界の場合、上記2.の③は各社禁じているはずですので、実質、内定者は①&②(*1 少数派) + ④(多数派)となります。IT業界等の場合は、①の採用も多々あると思います。
ただ、この記事をご覧になる方々のほとんどは④だと思いますので、そこに絞った話をしていきます。
(*1)私の勤め先の商社では、新卒入社時点で①も②も存在してました。
2. ポテンシャルのある学生とは?
以下3つのカテゴリーに分類されます。・・・が、やはりほとんどの学生は下記の3.に属しており、1.と2.は参考までとなります。
- 注目に値する実績を持つ(オリンピック出場、有名海外大首席卒、元プロ野球選手等):要は、「誰がどう見てもすごい実績を出しており、根拠なく、絶対何かやってくれるっしょ!!」という期待感が半端無い人たちの枠です。はい、超少数派です。
- 他業界で起業し成功を収めている/業界内で有用とされる高難易度の資格を保有(素材メーカー志望だけどIT分野で成功した人、弁護士・公認会計士資格あり等):上記1.よりは多いですが、やはり少数派です。
- しっかり表現・応答(*2 ESの記述・面接の受け答え)が出来ることを大前提とし、①学習出来る人であり且つ②親しまれる人:多数派(←99%の学生がココ。当然、私も🐱)。
(*2)しっかり表現・応答が出来る→相手の意図を押さえ、結論first&簡潔に表現すること等。普通、これは誰しも訓練しないとなかなか出来ない🙅♂️
3. 親しまれる条件とは?
・・・にしても、「親しまれる」なんてちょっと曖昧/抽象的ですよね❓💦もう少し具体的に言えば、
親しまれる = ①共感される、②好かれる、③なんとなく同僚・部下としてのイメージを持たれる等。
ですかね。これも要訓練ですが、そもそも、記述する/話す対象とするエピソードの選定と表現が超重要です。
じゃあ共感って何?好かれるって何?ですが、例えば、
①共感される→部活・サークルで頑張った/挫折した経験、趣味に没頭した経験は誰しもにあり、それを分かりやすく伝えられること。例えば、部活なら野球やサッカー等、万人がルールを知っていて、努力がイメージしやすいものが有利。もちろん、マイナースポーツでも、分かりやすく説明出来れば問題ない。
②好かれる→人間味溢れる部分を見せ、「あぁ、コイツ良い奴/良い子だなぁ」と思わせること。例えば、「弱い者の味方に徹した」とか、「誰もやらないけど絶対やった方がいいことを続けた」とか。些細なエピソードでも良い。
という様な話であり、①か②でしっかりハマれば大体通過します(③は、、ちょっと対策ムズイですね。ただ、実際、面接官経験者は「この学生さん、XX課のアイツっぽいんだよね」なんて言ったりしてますので、重要な点ではあります)。
具体的に、私の例で言えば、
- ガクチカはストリートダンス🕺。海外で修行してたので、「記憶に残る」程度にキャッチーではあったが、そこで「共感」は得られないと判断。
- したがい、面談では「好かれる」ことを目標にした。その為に選んだエピソードは「学食のおばちゃんとの毎日の挨拶」。毎日、学食のおばちゃんに「いつも美味しいです😄」と言う様にしていた(本当に美味しかったからね✨)。
- 「たった一言でも、『言って嬉しい・言われて嬉しい』言葉を、勇気を持ってかけるだけで、相手も自分も元気になる。これは自分の一番大事なポリシーであり、それは社会人になっても一生続けたい」なんて言ってましたね(〃ω〃)ハズゥ~
4. ESで企業は何を試している?
さて、話が少し戻りますが、ポテンシャルのある学生かどうか見極める為に、どの企業もESでは大体①ガクチカと②志望動機を課します。それぞれなぜこの2つなのでしょう?理由は以下の通りです👓
①ガクチカ→そのエピソードを通じて「あなた」にどんな「良い変化」があったのか、その変化は会社に入っても「再現性」がありそうか、の2点を問いたい。前述の学習出来る人ならば、入社後、仕事を通じた「良い変化」を糧に、更にレベルアップして儲けさせてくれるだろう、というロジックです。
②志望動機→まず、会社の理念/方向性を正しく認識しており、それらが「あなた」を駆り立てる原動力とマッチしているかを確認したい。つまり、「あなた」が会社に強く共感し、忠誠心持って長く頑張ってくれそうかを見たいわけです。
➡️上記が各課題の本質であることを自覚しなければ、いくらテクニックを駆使しようと、企業が求めるESに仕上げることが出来ません🙅♀️
5. 取るべき戦略とは?
これまでのまとめみたいなものですが、大きくは、
- 自身のポジションを理解し、「共感を得る/好かれること」を意識したエピソードを選定すること
- ガクチカと志望動機を課される背景の本質を理解し、忠実にそれに沿った表現をすること
の2点が、ほとんどの学生が取るべき戦略と言えます。
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いかがでしたでしょうか❓・・・いや〜、このトピックは、一般化して話をするのが非常に難しいですね💦ちょっと抽象的過ぎたので、次回は、実際にガクチカと志望動機の例を紹介してみます✨
ただ、少〜しでも「なるほど💡」と思って頂けた方がいれば、本ブログのお問合せやTwitterへの「いいね」やRT等で反応して頂けると有り難いです。
今回の記事と、次回の記事への反応次第で、続編(戦術論や個別対策論)を書くかどうかを決めようと考えてます🙇♂️
最後に。
あ、ちなみに外資系企業の選考は、ちょっと上記と話が違ってきます‼️🐱💦