【就職活動】双日インターンのES対策②~これが回答例だ!~
どうも、ドチです🐱
昨日の前回記事(=【就職活動】双日インターンのES対策①~自由作文って何!?~。←本記事後半にリンクあり)に引き続き、今回は、「双日インターンのES対策」について記事を書いてみました✏️
本記事も対象読者層は完全に就活生の方々ですね👩🎓👨🎓
さて、本記事では、就活生の皆さんの参考になればいいなぁとの想いで、架空の学生を設定し、その学生になったつもりで私が実際に回答例を作成します。その内容のポイントを参考に、ご自身のESを仕上げて頂ければ幸いですね✨
本ESの締切は11/6(金)15:00(日本時間)です。明日、明後日が提出までの最後の土日になるわけですので、気合い入れていきましょう🔥
よろしければ、前回記事と併せ何度も何度も読んで頂き、ポイントに記載の手法をマスターして下さい‼️今後のESにも必ず役立ちますから‼️
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:少し長い(4分程度🙇♂️))
目次
- 回答する学生の設定&前回記事まとめ
- 自由作文の良い回答例
- 同ダメな回答例
1. 回答する学生の設定&前回記事まとめ
以下の様な学生(=A君👦)を設定してみましょうか✨
- 文学部在籍3年生
- バイトは塾講師を2年間継続中
- テニスサークル所属(役職特に無し)
こんな感じでしょうか。ガクチカがテニサー&塾講師の組み合わせっていう設定は、結構、多くいらっしゃるのではないかと想像します。
そして、前回記事のまとめです。以下、5点⬇️
- 今回の自由作文は志望動機を中心に書くべし!
- 構成は、①志望動機→②①をサポートする想い/考え→③その想い/考えに至った経験→④締め(インターンで自身が提供出来る価値)、とすべし!
- 双日人事部の立場を考え、分かりやすさ最優先!
- 写真の課題は、自由作文内容との一貫性を!
- その写真が、示したい自身の性格・特徴を正確に表しているか、周囲の方に意見聴取すべし!
上記を頭に入れつつ、回答例を作っていきましょうか💪
2. 自由作文の良い回答例
さて、まずは良い回答例ですね🔥
最初に例を提示し、その後にポイントを解説していきます。
設問: 自由作文、400字以内で自由に記述してください。内容は問いません。(200文字以上、400文字以内)」
回答例: 貴社で働きたいという強い想いを確かめるべく、本インターンへの参加を望む。私は、「最後まで諦めず挑戦し続けること」を信条にしており、何よりも挑戦を重んじる総合商社・双日というフィールドが、社会人としてそれを体現出来る最適な環境と考えている。学生時代に一番注力した塾講師での活動において、元々の志望校にすら「受かるわけない」と周りから言われていた、成績下位の生徒の偏差値を20上げ、その志望校以上の難関高に入れる支援をした。この経験から、「結果が出るまで諦めず挑戦を続けることの尊さ」を実感している。生徒の悩みに寄り添い本音を交わし、彼らにとっての最適な勉強法を提案し、一緒にゴールに向かって継続する姿勢は、ビジネスの世界でも同じなのではと信じており、その想いをこのインターンで確かめたい。参加出来た際には、前述の経験で培った傾聴力と提案力を活かし、貴社の社員及び学生と共に、熱く活発な議論を交わしたい。(400文字)
どうでしょうか?🤔
自分で言うのもなんですが、「誠実そうな人となり」だったり、「インターン参加への強い想い」が、しっかり文章から伝わってきて、かつ、分かりやすいですよね??
回答のポイントを以下に列挙していきますね⬇️
ポイント:
- 冒頭1文目で、まず「この文章を通して何が言いたいか」は明らかになっている(これ、本当に本当に重要ですから!)。一応、ここでは「インターン参加の志望動機」
- 構成も、以下の通り、分かりやすく展開されている。
- 結論(志望動機)
- (志望動機の根拠となる)あなたの想い/考え(=諦めず挑戦を続けることを信条とする考え)
- その考えに至った経験(塾講師として生徒を難関高に入れる支援=ガクチカ)
- 1.結論をサポートする内容(超簡潔に説明した「ガクチカのプロセス」が、ビジネスの世界にも通づると信じ、それをインターンで確かめたい、という趣旨)
- 締め(→経験で培ったor経験の中で活かした強みで、インターンに価値を残す姿勢をアピール)
- 上記4.は、あえて、「相手(=取引先)と一緒に課題を解決」という、総合商社の本質的な役割と、ガクチカのプロセスを重ねる表現にし、双日に、「筋が良い学生」と思わせる意図での記述
- 終始、誰もが理解出来る単語/フレーズのみ使用。「ん?これどういう意味?」みたいな詰まりはないだろうと容易に想像出来る
そんなトコでしょうかね。
3. 自由作文のダメな回答例
さて、今回は、先程と同じA君(👦)の経験を用いた「ダメな回答例」も提示してみますね。これ、結構、皆さんやってしまいがちな回答ですよ!!
回答例: 私は大学入学以来2年間、バイト先の塾講師として中学生の高校受験の支援をしてきた。彼らは総じて、勉強そのものを嫌っており、親から無理やり塾に通わされている様な印象を受けた。根本的に姿勢を変えないといけないと思った私は、彼らと1対1で会話する機会を設け、勉強に打ち込むことの大切さを一生懸命説いた。すると、徐々に彼らの顔つきが変わっていくのが明らかに分かった。そこで、私は彼らの元々の志望校より、高いレベルの高校を目指すことを提案した。限界を勝手に決めず、思ったよりも自分は高いところに行ける、という達成感を味わってほしかったからだ。その気になった彼らに対し、塾長を説得し、①苦手強化集中特訓合宿と、②生徒自身による得意教科の教え合いの場、という2つの機会を設けた。結果、彼らは難関高に合格した。この経験を通じ、最後まで諦めず挑戦し続けることの大切さを実感した。総合商社でもこの経験が活かせると思う。(398文字)
どうでしょうか?🤔一見、「悪くないんじゃない?」と思われた方がいれば要注意です。何がダメそうか分かります??
NGなポイント:
- 最初の1文目を見て超ウンザリ😩「『ガクチカ』が始まるのかなぁ?違うのかなぁ?はぁ、2文目以降も「何が言いたいか」を追って見て行かなきゃいけないのね・・・」ってなる。こんなんだったら、極論、私が社員なら、冒頭で「私の経験を通じた想いを見て頂きたく、大学時代に注力した塾講師の経験を書きます」って宣言された方がマシ。その方が、まだ2文目以降を見てもらえる可能性が高い。
- あなたの「人となり」が伝わらない。状況説明と解決のプロセスが延々と書かれているから(←超やってしまいがちポイント)。それより、もしこれがガクチカアピールなら、重視して書くべきは、3文目の「根本的に姿勢を変えないといけないと思った私は、〜」の「あなたがなぜ『根本的に姿勢を変えないといけないと思った』か?」である。
- それ以降の「高いレベルの高校を目指すことを提案した」等も、大事なのは「なぜ?どういう考えで『あなた』がその提案をしようと思った?」
- 最後の1文、、「字数が余ったから適当に付け足した感」半端ない。
この様に、同じ経験をしているのに、①求められている回答を考え構成を練り、②冒頭で何が言いたいか簡潔に表明し、③あなたの「人となり」を伝えることに重きを置く、という3点を意識し表現するだけで、劇的に内容が変わってくるもんです。
塾講師がガクチカの方には言い方悪いですが、これ、決して特別な経験ではないですよね?それでも3点を意識すれば、良い例に記載の様に、読み手にストレスを与えない素敵な文章を作ることは可能なんです。
下記の前回記事と併せ何度も本記事をお読み頂き、上記3点を意識し、何度も推敲を重ねてみて素敵なESを作って下さいね✍️✨
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いかがでしたでしょうか❓ちょっと長くなっちゃいましたが、参考になると嬉しいです✨最終的な提出内容は自己責任でお願いしますね。
記事を見て何かご質問等あれば、お手数ですが、本ブログのお問い合わせフォームか、TwitterへDM頂けるとありがたいです。可能な限り返信します。
最後に。
皆さん、有意義な週末をお過ごし下さい!🐱✨
P.S.
平日は毎日Twitter上で総合商社関連Newsをまとめて呟いてます。よかったら見てみてね👁 → @Dochikun1