【総合商社】素晴らしき課長という職位👨~Aさんの天職~③
どうも、ドチです🐱
少し間空けちゃいましたね💦
前々回から続く、このシリーズも、今回でようやく最終回です👍
前回記事でもタイトル回収ができてませんでしたが、
引き続き元上司Aさん(👴)の想い出話を基に、彼のキャリアにそって話をしたいと思います✏️
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(2-3分程度))
目次
- Aさんのキャリア👨🦰~「栄光の青春」編~
- Aさんのキャリア👴~晩年の部長級編~
- 素晴らしき課長のおシゴト✨
1. Aさんのキャリア👨🦰~「栄光の青春」編~
島流しの行き着いた先、それは東南アジアのとある国(Z国)でした🏝️
その国に課長として赴任したのですが、、
現地スタッフの部下の人数は少ないわ、
そもそもすでに稼いでる商売もないわ、
もうカンゼンに、
会社🏢「まあ、キミはここで晩年をむかえる準備をし始めててよ。ただ、問題は起こさないでよ〜」
的なポジションでした💦
ただ、ここでもAさんは腐りませんでした✨
会社からの期待うんぬんではなく、ちょっと青くさい話なのですが、
「仲間を作っていろいろみんなで試行錯誤して、ワイワイやって儲けて想い出をたくさん作ること🍻🤩アゲアゲ~」
が、純粋に好きな人で、新天地でガンバってみよう💪と思ったのでした。
そんなAさんの価値観に共感するところが大きく、ワタシは彼が好きでした。
地方の支社に飛ばされた時もそうでしたが、
逆境に立たされた時、不遇な人事異動の内示を受けた時、ピンチととらえるかチャンスととらえるか、
その心がまえをAさんからは1番学んだ気がしてます。
さて、そうは言っても何から始めたらいいものか👨🦰💦
遅刻が当たり前の部下たちに頼ってもむずかしそう…、これまでのキャリアで深くかかわってきた国でもないから取引先のコネもあまりない…。
そんなAさんは、まもなく来ることになる研修生のB君(👦)と一緒に、担当者に戻ったかのように、国中を駆けめぐることになります🏃♂️💨
👨🦰「Bさ、Z国の輸入通関統計データ見ると、日本からの輸入が減ってるじゃん❓このデータをもとに、D社に、隣国のX国のサプライヤーE社を紹介して商売獲りにいかない⁉️」
👦「いいっすね🔥あ、なんか他部署の人と話してたら、E社と商売してるらしいっすよ⁉️ちょっとそのツテでコンタクトしてみます📱」
👨🦰「いいじゃん、いいじゃん‼️」
👨🦰👦キャッキャッキャッ
こんな感じで、あたかも本社の物流チームの若手社員間のような会話を積み重ね、
あとから取引先となる会社を少しずつ増やしていき、
そんな会社から少しずつ商品のオファーをもらうようになり、
本当に一歩一歩、商売を作っては拡大していきました📈✨
作って安定化した商売を、ローカルスタッフに任せては、スタッフがチョンボして取引先に頭を下げる日々👨🦰💦👨🦱💦
絵に描いたようにスッタモンダがありましたが、それでもあきらめずに、「みんなで一丸と🍻」というスローガンでやられていたそうです。
このローカルスタッフさん(👨🦱)とは、別の商売で会話したことがあります。
👨🦱「Aさんのころは本当に楽しかった。あの人は恩人。彼が作ってくれた商売でウチは儲かってる。10年経った今でも取引先から言われる。『Aさんは元気か❓戻ってこないのか❓👨🦲』って」
駐在員として、いつまでも惜しまれ、「戻ってきてほしい」なんてお世辞でも言われることってのは、
商社パーソンとして冥利に尽きるものです。
結果として、それまで本社からの業務委託契約のお金でようやくまかなえてたZ国支社の課でしたが、
この支社で1番稼ぎ、それがゆえにローカルスタッフに1番人気の課にできたのです👨🦰👦👨🦱🙌
そんなAさんのこのZ国での生活も終盤にさしかかり、
ついに、Aさんは転勤の内示を受けました📄
ドラマみたいな話なのですが、、
Aさんが、最後に自宅に課のメンバーを呼んだんですね🏠
Z国ではなかなかありえないのですが、土日にローカルスタッフ全員が集まって、
パーティは大盛況に終わり、
最後はみ〜んな泣いていたそうです。
2. Aさんのキャリア👴~晩年の部長級編~
AさんのZ国での活躍は、出身母体の本部にも当然、知れ渡ることとなりました。
それで、Aさんは100%子会社の社長として、Y国の投資会社へ出向することになりました。
これは本社の人事としては昇格人事であり、実質的には部長級の人事でした。
部長級の人事かどうかは、まあ社会人の方ならわかるでしょうけど、
会社のプレスリリースや、📰日経新聞📰とかにも載るような人事なので、
やはりサラリーマンとしてはある意味「勲章🎖️」であり、それ以上を目指す人以外にとっての「ゴール」的な側面があります⚽️🥅
いわゆる総合職の社員の中で、部長級ってなると6-7人に1人しかなれないくらいですかねぇ〜🖐️
ただ、Aさんの人生はホントにオモシロイもので、、
その投資会社社長の前任者はナント😈さんでした⚡️
😈さんは前回記事で登場⬇️
👴「『地獄の底まで関わってくるな〜💦』って思ったよね😂」
ただ、その後、😈さんはひと足先に引退🍵♨️
ちなみに、ワタシがAさんの部下として働いたのは、実はこの時期のことでした☝️
ちなみにちなみに、ワタシも😈さんには2-3回、しこたま怒られたことがあります🐱💦
この投資会社では、得意の物流業務などもなく、投資パートナーたるC社の社長とのお付き合いや🏌️♂️、ナイッショー🗣️
従業員の情報収集のオシゴトの管理などであり、目まぐるしく忙しい日々ではありませんでした。
まさにサラリーマン人生の最期に相応しい感じですね〜。
そして、数年前にAさんは帰国し、同時に、これまでの部下や役員の同期の方々に見送られる中で退職されました🌸
3. 素晴らしき課長のおシゴト✨
さて、これまでのAさんにまつわる話を振り返ってみて、読者のみなさんは何を思われましたでしょうか❓
課長って1番エキサイティングじゃないですかね⁉️🔥💦
Aさんの部長級のポジションが、たまたま投資会社の社長というシゴトだったからなのか、
この記事に書く内容としてはかなりうすくなっちゃったわけですが、
まあでも、部長級になって担当者と一緒に汗かいてアレコレ奔走するってのは、あんまりなく、
やはり、課長より役職が大きいポジションはもう経営側なんですよね🏢
もちろん、担当する商材によっては、本部長や部長が戦略や戦術まで考えて、
主体的に商売を回す・つくっていくってのもあるでしょう☝️
でも、どちらかと言えばそういう商材は例外であり、ほとんどは課長が裁量を持った商材です。
もちろん、投資実行のタイミングでは、あまり規模によらず本部長・部長が出てきますが👥
近年、世の中の風潮として、「the 中間管理職」の課長は「割を食う💦」とみなされがちです。
労務管理も数字責任も負いながら、それでも上からの圧力を末端の社員へ転嫁できない…🚼💦
たぶん、同業者の読者さんからは、
👩👱♂️「上手くいかないことばかりの中でみんなで一緒に汗かくって、ここに書いてあるのは古き良き時代の課長だよな〜」
と思われると思う方もいらっしゃるかと🖐️
それでも、これまでワタシ自身が見てきた、Aさんをふくむ歴代の課長さんたちの背中に対して、
けっこう憧れがあります✨
なので、課長には早くなってみたいな〜って思うんですよね🐱
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いかがでしたでしょうか❓
さて、次回からは、5大商社各社の第3四半期決算の速報記事を書いていきます✏️
忙しくなるぞ〜🔥どうぞお楽しみに🙏
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