【総合商社】資産入替が上手い商社が勝者❓

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どうも、ドチです🐱

年初一発目の週は長い…。大型連休の弊害ですね。

ただ、木曜が終わればもう今週も実質的にオツカレシタ〜ですね☺️

明日はテキトーに流していきましょう。

さて、今回の記事も、前々回からはじまった「資産入替」シリーズですね💰

これが最終回‼️長かった〜💦

本記事では、

・投資サイクルの期間短縮による社員への弊害は

・やっぱ資産入替の金額により業界順位って決まるもん

それらの部分にフォーカスしてます🔍

この記事からご覧になっている方は、ぜひとも前々回の記事からお目どおしください🙏ゼッタイオモシロイカラ!!💦

ひきつづき、この記事も個人投資家さんや同業の若手社員を主な読者対象として書いてますが、、

当然、学生さんも大歓迎です🙌

業界分析とかに使ってくださいね〜。

それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(2分程度))

目次

  1. 投資サイクルの期間短縮による社員への弊害は
  2. やっぱ資産入替の金額により業界順位って決まるもん

1. 投資サイクルの期間短縮による社員への弊害は

ちょっと大げさな見出しにしちゃいましたね💦

できるだけカンタンにかみ砕いて説明します👍

前々回記事で書いたとおり、事業投資ってそもそもの前提が「中長期でカネ・ヒトを張っていく」だったわけですよね。

たとえばですが、

  • 長年つづくアメリカでのプロジェクトを運営🇺🇸
  • そのプロジェクトには本社から2名出向者を差し入れている(課長級のシニア1名は経営層として、もう1名は5-6年目の若手でオペレーション担当として)✈️
  • シニア人材はNYのパートナー企業のオフィスに勤務、若手はNY郊外の工場に通う🏭

こんな感じの事業Cがあったとしましょう。

アメリカ

事業会社出向

こんなの海外志向の強い若手のバリバリ君たちからしたらよだれが出るほど狙いたいポジション🔥

ということで、こういうポジションは、そのプロジェクトを管轄する部署の3-4年目の社員群から選ばれることになるものでして、

その競争はシレツをきわめます🔥🏃‍♀️🏃🏃‍♂️💦🔥

シニアの方のポジションも同じですよね〜🖐️

こういうポジションが「ニンジン🥕」となり、2-3年目の若手のうちから

👧👦 (評価されてなんとしてもあのポジションに・・🗽✨)

とかってなるもんです。

つまり、何が言いたいかというと、半ば恒久的にあるポジションだと、目指すべき方向性がわかりやすいし、

それは今風に言えば、会社の中でのキャリアプランが立てやすい、と。

ただ、事業のサイクル(買収→売却)の期間が短くなるような風潮になればなるほど、

こういうのがアテにできなくなってしまうっていう💦

実際、ワタシの部署ではないですが、他の部門の先輩や後輩も、

👱‍♂️「出向したかった事業が売却対象になっちゃいまして〜💦ダッタライエカットケバヨカタ・・🏡💦

とかってあります🖐️

ただ彼にかんしては、初めて経験する事業売却のシゴトを楽しんでますけど🖐️

まあコレを弊害とまで言うかって感じですけどね。

でもわりと海外ポジションのニンジンは社員にとって大きなモチベーションであるってことはたしか。

別の見方をすれば、サイクルが早く回ることによってマッタク予期しなかった素敵な国・地域でのプロジェクトが、

一刻も早く異動したかった自身の所属部署に突如として現れるってこともあるかも⁉️

2. やっぱ資産入替の金額により業界順位って決まるもん

このシリーズ記事の最後は、ちょっとこのテーマでちょっと語らせていただきたいと思います🗣️

ここでいう「業界順位」は、オーソドックスに純利益の金額というモノサシでいきますね📏

前々回記事でもご紹介したとおり、資産入替による投資回収の過去3年度の累計額は、おおよそ純利益の業界順位を反映したものでしたよね⬇️

さて、では一方で、5大商社の純利益の年度推移を見てください👇

どうでしょ❓資産入替による投資回収額よりは差がないですよね❓

これはどういうことでしょう❓

さて、ここでちょっと投資回収額3位の🥉伊藤忠商事🥉の、とある数字に注目してみますね🔍

以下にしめすのは、それぞれ、同社の関係会社(子会社・持分法適用関連会社)の業績で、黒字/赤字を出してる会社の比率や損益をしめすものです💰

こちらが24年3月期のデータ(同社決算資料から引用)⬇️

こちらは25年3月期の中間決算のデータ(同上)⬇️

この比率、業界内では相当に高いんですよ☝️

実はこれは全商社が開示してる数字ではないので、単純にヒカクこそできないのですが。。

つまり、言いたいのは、

  • 短期間で資産・事業のサイクルを回すことが高い利益を生み続ける唯一の方法でなく、
  • 環境変化に耐え維持・成長し、利益を得られつづける事業・資産を保有・強化できるなら従来通りの「事業投資」でも全然良い

という見方もあるのかな、と。

なので、ある種の見方として、ですが、伊藤忠商事は中長期で儲かる良い資産・事業を見きわめる目(👁️)と、

その事業に入り込んで一緒に育てる人材力(💃🕺)に長けてる、という見方もできるかと🖐️

逆に、三菱商事資産・事業の価値が最大の時期を見きわめる目に長けてるという見方もあるでしょうね☝️

同じようなビジネスをしている総合商社の業界内でも、こういう観点での違いもあるんだな〜と参考になったなら幸いです✨

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いかがでしたでしょうか❓

こういう解説記事も需要があると信じてますので、定期的に投稿していきますね👍

引き続きご愛読お願いします✨

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