【総合商社】配属面談の前に知っておくべきこと
どうも、ドチです🐱
今回は、「配属面談の前に知っておくべきこと」と題して、主として各商社の内定者向けに記事を書いてみます✍️
総合商社につき物の「配属リスク」。つまり、就職活動中はXXXがしたい!との想いで面接中は訴えかけ続けたのに、いざ入社してみると、希望と全く関係ない本部/部署に配属されてしまった。。そんなケースのことですね。
希望を持って入社する方には残酷ですが、実際にこういうことはたくさん起こり得る訳ですね😞企業は自社の利益が最優先で、その為の人事戦略(人員配置の最適化)は企業側のロジックで行われるからですね。
一方、よほど特殊なスペック(例:アラビア語話者→石油・天然ガス?、鉱山工学・冶金専攻→金属資源?)を備えていない限り、新卒入社の方って何も持っていないまっさらな状態ですよね。・・・ということは、配属面談時に希望を通す余地は必ずあるはずですよね!?
さて、本記事では、志望の本部/部署へ強い想いを持つ内定者の方々向けに、「配属面談ではこうした方がいいのではないかな🤔」と私が考える内容をお伝えしようと思います。何かしら参考になると嬉しいなぁと😏✨
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:少し長い(4-5分程度))
目次
- 人員配置はこう決まる!
- あなたにその本部/部署に適正がある合理的な理由の説明を!
- 希望が通らない場合を考え「第二の手」を!
- ドチ🐱のオススメは!?
1. 人員配置はこう決まる!
まず、そもそも商社での人員配置ってどう決まっているのか?について見ていきましょうか👁
企業側の人員配置は、超ざっくり言えば、以下の様なロジックで決まります。
- (最小単位である)課で、何人程度どういうスペック(経験、適正、語学レベル等)の人材が欲しいか、案を作成し、それが課→部→本部→人事部へ伝わり各希望が集計される。
- 人事部長含む経営幹部間で議論し、人員配置決める。尚、中期経営計画等に記載の、「今後の重点分野」へのリソース配分から優先的に行なわれる。
- その内容が各部/各課に通知され、本部毎に人事戦略(どこからどういう方法で人材を得るか)を立てる。
ここで重要なのは、
- やはり重点分野に多くの人材が配置されること
- イス取りゲームで新卒入社が戦うのは、何も同期だけではないということ
ですね。もっと簡単にポイントを言えば、まず、上記1.は内定者がコントロール出来る話ではないので、そもそも希望する部署/課が人材を募集していない、というケースもあるということです。
また、希望部署の「イス」があったとしても、その部署の募集要項なるものが、何らかの専門的な実務/語学経験であれば、中途入社組やMBA組、研修帰りの語学研修生組等が優先されることとなり、これも望み薄となってしまいます🤷♂️💦
2. あなたにその本部/部署に適正がある合理的な理由の説明を!
しょっぱなから「あなたが行きたい部署/課は新卒のポジションないかも・・」なんて話をしちゃいましたが、ここからちょっと前を向いて話をしていきましょうか。
まあ、コントロール出来ない話はさて置き、希望部署での新卒人員募集がある前提でいきましょう🏃♂️💨
当たり前ですが、希望があるなら配属面談で希望を述べるべきですね。希望があると一様に言っても、以下の通りに場合分けされると思います。
①ピンポイントで扱いたい商材・行きたい課/部署あり
この場合は、ピンポイントで主張すれば良いと思います。
ただ、このケースでは、就活の面談時から一貫して同じ主張をされてきた方が突破しやすいはずですね。内定取得後、社員や先輩と話してその部署への希望度が上がった、という方には不利かもしれません。
そんな後者の方でも、ご自身が、その部署で活躍する可能性が高い合理的な理由を説明出来れば、希望が通る可能性が出てくるかもしれません。その場合は、事前にその組織の下調べを行なう必要があります。
どうしても行きたい!!というなら、その組織に所属する社員にコンタクトし、新卒の募集があるかを確認の上、(配属面談に先立ち)その社員を通じて人事に言う等の根回しをする価値はあるでしょうね。一度の人生、どうしても行きたいならそれくらいやるでしょう🔥そういう人好きですねぇ😏
②とにかく営業が良い
この場合も、必ず営業を希望する旨を告げた方が良いと思います。ご想像の通り、(近年の事情は良く分かっておりませんが💦)やはり内定者のほとんどが営業志望であり、人事的にもコーポレート志望の新卒は貴重です。
そういった状況下、面談では、人事はコーポレートを良く言う傾向があります(もちろん、本心で言うケースもありますが)。例えば、
👨🦰「まあドチ君さ、最初数年間はコーポレートからビジネス全体を俯瞰してみるのもアリだよね。実力が付くと思うよ!」
なんて、あなたを釣ってくるわけですね🎣実際、私も同様のことを言われましたね!
そこで、「そうですね」と同調する人の方が、営業にこだわる内定者より、コーポレートに回される可能性は高いと思います。
また、ピンポイントではないにせよ、
- アジアでバリバリやりたい
- 小さい規模の商品を扱い、若手にも裁量が大きい部署が良い
- いち早く事業会社に出向したい
等の希望が少しでもあれば、それは告げないより告げた方が確実に良いでしょう。やはり、可能な限り合理的な理由は添えるべきです。多分、しっかり準備して臨む内定者は3割もいないでしょう。
3. 希望が通らない場合を考え「第二の手」を!
さて、ここまで色々と述べてきましたが、それでも、面談時に自身の希望するポジションの新卒の募集があるかどうかなんて分からないでしょうし、確実に通る保証なんてどこにもありません。
そういうケースに備え、何を主張しておくべきでしょうか?これは内定者の観点からは想像しづらいですよね?
結論、
👧「希望する部署/課への配属が通らなくても、可能な限り、同じ本部への配属を希望します」
と言っておいた方が良いです。
なぜでしょう??
昨今、徐々に各商社で本部間の異動が増えてきたとは言われてますが、やはり、まだまだ本部内での異動が圧倒的に多いです。
入社してちょっとしたら実感すると思いますが、本部って、ある種、ファミリーみたいなもんなんですよ。新入社員研修も、全体が終われば次は本部内の新入社員研修が定期的にあったりしますし。
ということで、もし本当に特定の商品、部署/課へのこだわりが中長期的にある場合は、「せめてこの本部に行かせてちょ🙇♀️」と言っておくべきです。
まあ、ほとんどの商社は本部単位で希望を聞くとは思いますけどね。でも、単に、
「エネルギー本部志望です」
より、
「XXという理由で、天然ガスを扱いたいです。天然ガス部のXXさんに話も聞いてます。もしNGでも、せめてエネルギー本部への配属を希望します」
の方が絶対良いでしょう✨
4. ドチ🐱のオススメは!?
さてさて、最後に、ピンポイントでやりたいことがない内定者の方へ、オススメをしたいなと思い本項を書きますね。
「特に何もやりたいことがない。まあでも営業かな🤔実力はしっかり付けたい!」
って感じの方が主な対象ですが、結論、まず物流業務を主でやる課/部署がたくさんある本部への配属を希望された方が良いかなって思います。
詳細は、以前書いたこちらの記事に譲りますが、一言で言えば、「取引先への提案・実行の場数の多さ」ですかね。後に事業投資メインでやるにせよ、相手が求めることを試行錯誤し試しまくるっていうサイクルを経験しまくっておいた方が良く、一般的には物流商売の方が経験しやすいからです。
詳細は⬇️
ーーーーーー
いかがでしたでしょうか❓ちなみに、、私自身は配属面談時、「マジでどこでもいいっす😊ニコニコ」って感じでした。な〜んにも考えてませんでしたね!!コーポレートでも良いと思ってましたし、コーポレート配属だったとしても、ある程度楽しめてた自信はありますしね✌️
ご質問等あれば、本ブログのお問い合わせフォーム、Peing匿名質問箱、TwitterのDM等でお知らせ頂けるとありがたいです✨反応があると超嬉しいもんです✨
最後に。
幸運を祈りまっせ🤞🐱✨