【就職活動】双日インターンの面接対策②
どうも、ドチです🐱
前回記事(【就職活動】双日インターンの面接対策①)に引き続き、双日インターンの面接対策の記事を書きます✍️
前回記事では、
- まず、双日の「求める人材像」を把握することから始まる
- 面接での質問のほとんどには、あなたが、その「求める人材」の素質があるかを確認する意図があるはずということ
- したがい、そのつもりで、ES内容に沿った質問を想定し、回答を考えること
の3点をお伝えし、実際に質問・回答の具体例を挙げましたね。
今回は、それ以外にどんな点に気を付けるべきか、そしてその点にどう対応すればよいかについて解説したいと思います✨
本記事も、特にこの双日のインターン選考に限った話ではない、汎用的なノウハウですので、出来るだけ多くの就活生の皆さんにご一読頂ければいいなぁと思ってます✨
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:少し長め(4-5分程度🙇♂️))
目次
- 「分かりやすさ最重要主義」で臨むべし!
- 「質問に答えてくれない」対策
- 「回答が論理的ではない」対策
- 「回答が長く、内容が頭に残らない」対策
1. 「分かりやすさ最重要主義」で臨むべし!
以前、面接官を経験している上司・先輩に聞いてみたことがあります。就職面接で、合格/不合格を出す学生さんは何が違うんですか?と。
すると、ほとんどの人はこう言っていました。
👱♂️「正直、言ってることが良く分からない学生さんがほとんどなんだよね。まず、話が通じる時点である程度絞れるというかね。」
なんと。。これが事実なんですね。多くの就活生の方は、
- 自身のガクチカがどれほど派手なエピソードか
- TOEICとか第三言語等のスペックがどれほど高いか
- インターン等でどれほど実務経験があるか
等を気にし、いかに周りの就活生と差別化するか?を一生懸命考え、準備し、面談に臨むのですが、、現実は、そもそもそんな高尚なことを考える前にすることがあるだろ!!って話なんですね。
つまり、言ってることが分かる様にする/聞かれたことにしっかり答える、というシンプルなことを訓練するだけで、全体の応募者の2-3割には入れちゃうんですよ。マジです。
僭越ですが、これは私自身、これまでOB訪問を受けたりする中で、同様な想いを持ちましたね。ひょっとしたら2−3割すらもいないんじゃないか、くらいなレベル感ですが。
さて、では、「言ってることが分からない/話が通じない」ってどういう状況なのでしょうか?
大きく、以下3点に集約されるのではないかなって思います。
- 質問に答えてくれない
- 回答が論理的ではない
- 回答が長く、内容が頭に残らない
具体的にそれはどういうやりとりなのか、また、未然に防ぐ為にはどうすればよいか、下記の前回記事のES内容に沿って、それぞれ見ていきましょうか👁
=ES=
貴社で働きたいという強い想いを確かめるべく、本インターンへの参加を望む。私は、「最後まで諦めず挑戦し続けること」を信条にしており、何よりも挑戦を重んじる総合商社・双日というフィールドが、社会人としてそれを体現出来る最適な環境と考えている。学生時代に一番注力した塾講師での活動において、元々の志望校にすら「受かるわけない」と周りから言われていた、成績下位の生徒の偏差値を20上げ、その志望校以上の難関高に入れる支援をした。この経験から、「結果が出るまで諦めず挑戦を続けることの尊さ」を実感している。生徒の悩みに寄り添い本音を交わし、彼らにとっての最適な勉強法を提案し、一緒にゴールに向かって継続する姿勢は、ビジネスの世界でも同じなのではと信じており、その想いをこのインターンで確かめたい。参加出来た際には、前述の経験で培った傾聴力と提案力を活かし、貴社の社員及び学生と共に、熱く活発な議論を交わしたい。(400文字)
2. 「質問に答えてくれない」対策
例えばこんな感じです。
面接官👓「『生徒の悩みに寄り添い本音を交わし〜』とありますが、なぜ生徒の本音を引き出すこと重要だと思ったのですか?」
A君👦「はい、成績が下位の生徒って、なかなか本音を打ち明けてくれないんですね。なので、まずは本音を引き出すことが重要だと思いました。」
・・・質問に答えていないのは分かりますよね?何の違和感も感じなかった、という人はヤバいですよ💦この会話、めちゃくちゃ単純にすると、以下ですよね?
「なぜ本音引き出すの重要?」→「本音打ち明けてくれない。だから本音引き出すの重要」
ってなっちゃってるんですよ。
👧(いやいや、緊張しててもさすがにそんな回答しませんよ😆)
そう思うじゃなですか!?でもね、7-8割の人が上手くコミュニケーションとれてないって話なんですから、結構、皆さんやっちゃってるんですよ!!
さあ、どうすれば防げるでしょう?面接中、何を念頭に置いておけばよいでしょう?
ズバリ、質問を聞いている最中に、
👦(一言で答えるぞ、一言で答えるぞ!!)
って心の中で唱えておくことで、だいぶ改善すると思います。これ、結構、私自身も、上司と会話する際、やってるんですよね。これをまず意識してみて下さい。
3. 「回答が論理的ではない」対策
これはこんな感じでしょうか。
面接官👓「塾講師のご経験が、双日での仕事で活かせそうな点はありますか?」
Bさん👧「はい、相手と一緒に問題を解決していくプロセスは、大いに活かせることだと自信を持っています。」
・・・いやいや、論理が謎!Bさんの論理は、
「塾では生徒と一緒に問題を解いて偏差値を上げた」→「だから、仕事で取引先と一緒に取引先の課題を解決出来る」
ってことの様ですけど、飛躍しすぎですよね?例えば、
「塾では生徒から本音を引き出すのが、成績向上の第一歩だった」→「仕事では取引先の本音を引き出すのが、課題解決の第一歩ではないかと想像する」→「だから、(相手は違えど、)本音を引き出す『傾聴力』は仕事でも活かせると信じる」
だったら分かります。
この対策ですが、、正直、その場の対処はほとんどの学生さんにとって難しいと思います。なので、事前に①考え得る質問のリストアップと、②それに論理的な回答を練り、③周り(出来れば社会人or内定者)に見てもらうことを強くお勧めします。
4. 「回答が長く、内容が頭に残らない」対策
さあ3つ目です。こんな感じですかね。
面接官👓「塾講師の他に、大学生活で挑戦したことはありますか?」
C君👦「はい、サッカーサークルでの地区大会と、ゼミでの新規取組みです。前者は、これまでサークルが参加してこなかった大会にエントリーしました。なぜなら、私が頑張ってメンバーを20人集めたお陰で参加資格を得ることが出来、そして・・(中略)。そして、ゼミでは・・ウンヌン・・・(省略)」
面接官👓(・・・💦)
これ、ついついやっちゃってませんか?いや、結構、多くいらっしゃるんですよ。。。
どうやって防ぎます?緊張している面接の最中、何を念頭に置いておけば?
ズバリ、やはりこれも、色々アピールしたい気持ちをグッとこらえ、
👦(一言で答えるぞ、一言で答えるぞ!!)
って唱えることです。ただ、ここで強調したいのは、「本当に一言で良い」ということです。もう極論、ほぼ全ての質問には、実は一言で良いのですよ‼️
👧(え!?マジ??じゃあ、この面接官の質問に回答するとしたら、、『(塾講師以外にも挑戦したことは)あります!』で良いの!?)
はい、極論それで良いんです。・・ってか長いよりそっちの方が10,000倍ベターなんです。
考えてもみて下さい。面接って、あなたが言いたいことを言う場でなく、企業側が「あなたが、会社の『求める人材像』に適格か確認する場」ですよね?
であれば、面接官は、限られた時間内にできるだけ多くの、会社が求める情報をあなたから取りたいんですね。
なので、理想は、質問に対する回答は一言。それに対して面接官が追加で知りたい情報があれば、その時は必ず面接官が追加で質問をするもんなんですよ。
もっと言えば、最初の面接官の質問(=塾以外なんか挑戦した?)、これ、ひょっとしたら企業はYes or Noしか興味がないのかもしれないんですね。
そうでなくとも、では例えば、
👦「はい、2つあります」
とだけあなたが回答してくれたなら、面接官には、
👓「では、どちらかと言うと『より頑張った方のエピソード』を2分くらいで教えて下さい」
と、最小時間で求める情報を得られるオプションを持てるわけですよ。
よく、「面接ってキャッチボールだから!普通に会話すればいい。」って言われるじゃないですか?あれはこういう背景があるんですね。
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いかがでしたでしょうか❓実は、、、面接対策でもう一つ大事な話がありましてね・・・長くなって申し訳ないですが、それを次回に書きます✍️💦
記事を見て何かご質問等あれば、お手数ですが、本ブログのお問い合わせフォームか、TwitterへDM頂けるとありがたいです。可能な限り返信します。
最後に。
また夜型生活に戻りつつある・・・🐱😞
P.S.
平日は毎日Twitter上で総合商社関連Newsをまとめて呟いてます。よかったら見てみてね👁 → @Dochikun1