【総合商社】中堅商社マンの主な転職パターン3選
どうも、ドチです🐱
いや〜週末は良いですね。
時間的な制約もなく、まったりと記事を書けるのが至福です✨
本日もしっかり生産性のない内容ですが、ヒマな方はどうぞお付き合い下さい。
さてさて、今週ですね、会社を辞めるという同期に壮行ランチをしたんですね🍽
彼も含め、この1年間で辞めた社内の同期は、実は片手で数え切れないくらいになってます🖐💦
近年、総合商社業界も「若手社員の離職問題」が叫ばれ続けているんですが、私の同期の中堅レベル(31-40歳くらい?)の離職も感覚的にかなり増えてます。
👦「え?35歳超える転職って一般的にキツいんじゃないの?」
そんな話もありますよね。
実際はどうなんでしょうか?
・・・ということで、今回は、辞めた元同期の話をもとに「中堅商社マンの主な転職パターン3選」と題して、ちょっと解説してみます。
記事で具体的にふれるのは、
- 転職先🏢
- 辞める動機💘
- 年収の変化✨💰✨
です。
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:ちょっと長め(4-5分程度))
目次:
- 他業種バリキャリ系✨🕺💃✨
- 現業延長系(=公私充実系)👨👩👧
- 冒険系&その他🪖
1. 他業種バリキャリ系✨🕺💃✨
さて、まずは1発目ですね☝️
私の周りではこのパターンの転職が一番多いです。
具体的には、以下の2つが圧倒的に多いです👇
- 戦略コンサルティングファーム
- 投資銀行/M&Aアドバイザリーファーム
特に、戦コンが多いですかね(中でもBCGが多い気がします)。
聞いた話でしかありませんが、5-6年前くらいから?ですかね、業界として新卒も中途も採用拡大していると聞いてます。
そもそも、35歳前後の人間でも採用するような世の中になったんですね。
このくらいの歳だと、アソシエイトではなくコンサルタントとして、また、ある程度特定の経験分野に特化した活躍を期待されての採用でしょう。
また、投資銀行/M&Aアドバイザリーは、やはり外資が多い印象です。
このパターン1は、総じて年収面でもやはりキャリアアップっぽいですね。
戦コンに行った同期が言ってました。
👩「年収は、今の会社で言えば本社の課長クラスにはなるくらいのオファーだったよ」
・・・ということで、だいたい2,000万円~2,500万円のレンジってトコでしょう。
ちなみに、彼女があえて「本社の課長」って言ったのは、海外だと場所によっては手当てが付きまくって3,000万円とかいく人もいるからですね。
3,000万かぁ・・・。いいっすね〜💰
また、M&Aアドバイザリーに行く同期君の方も2,500万円くらいはもらえるそうです。
一方で、やはりめちゃめちゃな激務&プロパー社員のアソシエイトクラスにもアゴで使われるような生活に耐える日々を送るんだろうなぁと。。。
新卒でBCGに行って勤めてる、大学の先輩が言ってました。
👓「他業種からの中途は、、分野の知識はあるんだけど、スピード感と体力面では、2年くらい働いた新卒にはもう勝てないんだよね〜」
もちろん、例外はいくらでもあるんでしょうけど、、。🤞
このパターンの社員の転職動機は、
- もっとバリバリ優秀な人間と働きたい!
- もっと金欲しい!評価されたい!
ってのが主なトコですが、けっこう社内でも出世欲が大きかった同期が、
「俺、本部の中でも本流じゃないから、、ウチに居続けても部長クラスになれない気がするから辞めるんだよね」
って言って旅立った人もいました。
なるほどね〜。
2. 現業延長系(=公私充実系)👨👩👧
次のパターン2は、商社で経験を積んできた分野・業務を活かした、事業会社への転職です。
つまり、金属資源とかオイル・ガス系の仕事をしてきたなら、いわゆる「資源メジャー/オイルメジャー」と言われる会社(シェル、BHPビリトンとか)の日本支社ですね☝️
やはりこのパターンも、ある程度の年収は確保されるようですね。
ただ、聞いた感じだと、商社勤めからは100~400万円くらいは年収も下がる傾向にありますね。
彼らの動機は、以下のいずれか、もしくは以下のミックスでした👇
- 自分の時間/家族との時間が欲しい・・。切実に。
- 上司や上司の上司がウザい、などの人間関係/付き合いに疲れた。
- 社内報告とかウザウザ業務多すぎて疲れた。
- 商社時代のプロジェクトに、より深く関わりたい(*)
(*)商社のプロジェクトって、けっこう少数株主での出資のケースがあり、大株主のパートナー企業にプロジェクトを牛耳られることが頻繁にあります。詳しくは過去記事で⬇️
いずれにせよ、このパターンは、転職先から高い専門性を評価されての転職ですから、やはりある程度能力がある人(ただ商社の組織文化・働き方に結局フィットしづらかった)って感じです。
ただ、過去には、やはり35歳前後で旅立った強者の先輩もいました。
日本法人ではなく、その企業の本社@海外のポストに就きました。
無邪気に、
ドチ🐱「先輩、年収ってどうなるんですか?」
と聞いてみたところ、
先輩👨「う〜ん、分かりやすくいうと、ウチのその国の駐在員の”給料+全手当てを給料に換算した分”と同じか少しだけ上かな🖐」
とのことでした。
ん?どういうこと?
詳細は過去記事にもありますが、商社の海外駐在員には、かなり多くの駐在手当てがつきます💰
その先輩はお子さんも2人いて、現地ではインターナショナルスクールに通わせるって話でしたので、その養育費や、住宅補助、それに危険手当てなど、もろもろ金額換算すると、、
3,000万円✨
って感じです。ひえ〜。
ちなみに、その先輩は商社時代も相当評価高かったのですが、やはり人間関係がネックだったっぽいですね。
3. 冒険系&その他🪖
さてさて、最後はパターン3ですね。
若手社員はこのパターンが一番多いのでしょうが、私の歳になると、このパターン3が1番少数派でした。
ご想像の通り、ベンチャー企業への転職ですね。
まあ、あえて「冒険系」と書いたのは、、まずは年収が超下がる一方で、長い目で見たら大きく上に跳ねる可能性もある(ってか年収というより資産?)からですね。
転職先は本当にいろいろですが、テック系とかですかね。
あと、やっぱ35前後なんで、ある程度はなんかポジション付きですよね。
CFOとか、経営企画部長とか(・・・って、肩書きはあれど何でも屋として働くのでしょうが💦)。
年収は700-1,000万円とか落として転職した人もいます。
ただ、動機は、20代で辞める社員とほぼ同じような感じで、
- 一度の人生、賭けてみたい!
- ノリ
- 今の勤め先が嫌だった
といろいろですね。
ちなみに、3-5年目で早々に辞めてった同期で、ベンチャーに飛び込んでいって、昨今はよく雑誌とかWebなどのメディアでよく見る人は複数いますね✨
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いかがでしたでしょうか❓
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可能な限り返信します〜。
追伸:
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