【総合商社】第3四半期決算分析分析④住友商事

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どうも、ドチです🐱

また間空いてしまいましたね・・💦

お察しのとおり、かなりの時間をふだんの会社の業務に注いじゃっています。

(別に聴かれてもないですが、)家庭はきわめて円満であり(✌️)、そこはとくに問題なく、

また、

🐱(なんか更新ウザくなってきたから、そろそろブログやめよっかな・・)

と思ってるわけでも決してありません(未更新期間長いのに、むしろ最近は月平均のPV数が増えてますもん🙇‍♂️)

実はけっこう今やってる仕事がおもしろい展開になってきて、そっちが激アツなんです🔥

ただ、それでも少しずつ時間を作る見通しが立ってきたので、さすがにもうちょっと頻度高く更新できそうです✨✏️

読者のみなさんには引き続きご愛読をお願いする次第です〜🙇‍♂️

さて、本日も前回記事に引き続き5大商社各社の3四半期決算分析シリーズです🏢

すでに決算発表されてから1.5ヶ月も経っており、次回の通期発表まで2ヶ月弱ということで、、

かなり即時性を欠いた記事になってますが、ま、お気になさらず🖐💦

4回目の本記事では住友商事です🏢

超主観でしかないですが、、

業界内では比較的まともな人間性を持った社員が1番多い会社ですかね😌

・・・ま、最近ちょっとTwitterとかで炎上した輩とかもいましたし、

アレが事実なら被害者のことを考えると不謹慎ですけどね・・。

ただ、事実として、住商は三菱、三井とならんで、過去は財閥系3大商社って言われてましたね。

古豪復活となるか⁉️

本記事ではそんな住友商事の決算資料の内容の注目点を挙げ解説していきます✏️

それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:少し長め🙇‍♂️💦(4分程度))

※なお、本記事で引用されている情報は、断りがない限り全て同社のHP上に記載のものです👍

目次

  1. 3四半期決算主要数字まとめ💹
  2. 中期経営計画内容📃
  3. 注目すべき点🔍👁

1. 3四半期決算主要数字まとめ💹

これまでの記事同様、まずは同社の決算内容サマリーを見てみましょうか。

上位3商社には見劣りしてしまうものの、

  • 22年度の通期(22年4月~23年3月)見通しが5,500億円と、前年同期の4,643億円(当時の過去最高益)を上回り再び過去最高❗️
  • 年間配当は115円/株ですえおきなるも、500億円の自己株式取得を予定❗️

順調ですよね〜✨

ところで、読者のみなさんは、前年度の21年度の純利益で、5,000億円以上を叩き出した日系企業が何社あるかご存知です?

20(※)です💰🏢💰

(※)総合商社に絞ると、三菱商事(9,375億円、5位)、三井物産(9,147億円、6位)、伊藤忠商事(8,203億円、8位)の3社がこの20社に含まれます。

惜しくも4,643億円の住友商事は22位だったわけですが、今年度は日系企業Top 20には入ってくるのでしょう。

次回の記事の丸紅も含め、やはり業界全体の底上げには大きく貢献していると言っても過言ではないでしょう👍

次に、ちょっとこちらをご覧ください👁

22年度の4-12月の累計利益が、(たまたま前年度通期と同様の)4,643億円なのですが、

他商社とくらべて、非資源の貢献の割合が大きいことがわかります✨

もちろん、その点に関しては、他商社とくらべて持ってる資源権益の量が小さいことが原因ではありますが、事業ポートフォリオの観点では安定性が高いと言えますね☝️

こちらの四半期推移のグラフを見ると、それがより明確にわかりますね👇

このスライドの題名にもしっかり書いてありますが、「一過性の利益」はのぞいてあります。

つまり、「儲かってるトコで事業売却して得た一時的に発生した利益💰」などは計算に入れてないので、このグラフをみる限り利益の伸びが安定してる点が明確なんです。

安定の住友商事ですね✨🏢✨

では次章で同社の中経をおさらいしておきましょう🔍

2. 中期経営計画内容📃

前回の伊藤忠と同じく、住商は中経発表時期は21年5月であったので、まさに今期は中経期間の真っ只中の1年だったわけです☝️

つまりは、中経2年目として、コミットした内容を折り返し地点まで順調に達成できているか?という視点で見ることが必要です👓✨

さて、本記事では、趣旨に沿って重要と思われる3ページにフォーカスしていきます。

まずは中経期間中に何を目指すか、定量・定性で何を掲げるかシンプルにまとめたこちらのページをご覧ください👇

この表の左から、なるべくシンプルに解説していきましょうか。

まず、資産の入れ替えでしっかり資金を確保していくと宣言していますね。

👧「資産の入れ替えってなに!?」

すごくカンタンに言うと、

  • もうピークを超えて稼ぐことができないな
  • まだ稼げはするけど、資金に替えて他の資産(事業)に投資した方が効率的に稼げるな

って感じる資産(事業)を売却(そして新たな資産の購入)することです。

表の上の段(FY2020)では、4,000億円規模のそういう対象資産を持ってるということ(→そして現状、それらが100億円/年の損失を生み出しているってこと)ですが、

それら資産の一部/全部を入れ替えて、100億円/年を生み出すようにしますって話です🖐

その他、バリューアップ・注力事業・シーディングのためには実際にお金を突っ込んで(=投融資して)成長させていこう、というストーリーです。

👦「それらは具体的には何やるの!?」

それについて紹介してるのがこちらのスライドですね👇

シーディングの部分は、他商社とくらべて特別感はないですよね。

ただ、バリューアップの部分としてフォーカスされてる事業に住商の強みが整理されてるのが参考になります。

過去、いくどとなく社長を生んでいる鋼材・鋼管事業や、総合商社の中でも圧倒的なプレゼンスを持つメディア関連事業などの記載があります。

このあたりは、(伊藤忠も同様でしたが、)自分たちがNo.1の分野にますます注力していくという強いメッセージを感じますね💰

あと、個人的にはこのスライドにも注目しました👇

この左上部分ですね。

いろいろな分野で多額の投資を行ない、金額規模の大きな事業をやる総合商社にとっては減損はつきものです。

住商も例外なく減損に苦労してきた1社です😮‍💨

当ブログの他の記事でもひんぱんに触れてますが、やはり直近10年間で目立ったのがマダガスカルのニッケル事業でしょう☝️

15/18/20年度と、これまで3度にわたって減損し、資産価値を大きく減らしてきたのがこの事業です。

20年度にいたっては、年度初め早々に約550億円の減損を出し、同年度の純利益で5大商社中最下位に転落した大きなきっかけとさえなりました。

「石橋を叩いても渡らない住友商事」

それだけ慎重に慎重を期する会社ですが、やはり今一度、投資判断を厳しくして、

🏢「新たな投資に会社のリソースを張るよりも、投資後に投資先がさらに儲かるようにリソースを張る方に重点を置きます」

そんな姿勢がヒシヒシと伝わってきます。

3. 注目すべき点🔍👁

さて、前章で紹介した中経の内容も汲んで、住商の今回の決算内容をより深く見ていきましょう🔍

①キャッシュフロー

上から1個1個見ていく前に、、

実は同社は22年5月に、修正計画を出してるんですね☝️

中期経営計画でコミットした内容を、さらに上回る実績を出せそうということでの修正です。

なので、例えば、先ほどとりあげた資産入替ですが、もともとは3年間で4,500億円の入替としてましたが、

6,600億円規模に増やしています(それでもほぼ巡航速度で進んでますね)。

ただ、バリューアップ・注力事業・シーディング領域への投融資は、来年度終了時までに1.23兆円を計画した一方で、

まだ5,800億円(47%)しか進ちょくがありません。

これは23年1-3月、そして来年度に投資実行を加速させる可能性が高いということを表しています💰

②ニッケル事業

ちょっとネガティブな要素をあげます。

上記のスライドは、先ほどチラっと触れました、マダガスカルのニッケル事業の業績です。

投資家👨3度の減損で資産価値を下げ、膿を出し切ったし、昨今はEV需要の高まりを受けてニッケル市況も急騰して157億円稼いだ!さらに市況が高い今年度はどれだけ儲かるんだ!?」

これが、住商の投資家さんほぼ全ての期待だったと思います。

それが、結果、30億円の赤字を見込むということ🤷

表に記載のとおり、ニッケル市況は前年度より今年度の方が高いのですが、、

やはり生産量が安定しないわけですね。

三菱・三井と、資源価格が好調であることを背景に鬼儲かる両社とは対照的に、、

住商は資源ビジネスで苦しんでいます

実は、上記の前後のスライドにも記載があるのですが、

同社は1月に、ボリビアに権益を持つ銀・亜鉛・銅鉱山の売却を発表してます。

実は実は、これ、総合商社が単独(=100%、海外のパートナーと組まない)で権益を有して、自社で掘削・生産する唯一のプロジェクトでした。

今後はよりEV化の流れに沿って、電池で必要になるようなレアメタル(それこそニッケルとか)への投資を加速させるらしいですが、現状、

注力しない金属の投資 → 事業売却
注力したい金属の投資 → 上手くいかない

と、同社の資源関連の担当役員・幹部の頭を悩ます姿の顔が想像されますね・・。

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いかがでしたでしょうか❓

さて次回は最終回の丸紅です🟤

かなり時間をかけてしまいましたが、分析記事が終わったら、また、ふだん思っていることや感じている、業界のリアルな部分を伝えていければと思ってます🐱

そういう記事の方が、このブログが出せる価値としては高いですしね👍

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