【総合商社】外国人スタッフの登用
どうも、ドチです🐱
前回記事でご紹介した本、Amazonレビューの数こそまだあんまり多くないですけど、
けっこう人気みたいですね🎉
324ページもあってフツー萎えるのですが、オモシロかったし、途中から非日常感ありでも共感あり、という内容で、
引き続きオススメです。特に、筆者の方とお知り合い、というわけでもなんでもないのですが🖐
能力低めなワタシにとって、日々の仕事は相変わらずキツいのですが、
最近は当ブログの記事投稿もまたなんとか頻度を増やせており、
ありがたいことに楽しみにしているとのメッセージも頂戴してます🙇
どこに向かって走ってるのか自分自身よくわかってませんが、応援励みになります、ありがとうございます🙏
さて、今日の記事ですが、これがどんな内容かを説明する上でですね、
以下の過去記事をサラッとでよろしいんで見ていただきたいんですね👇
この記事を書いてからすでに1年半くらい経ったのですが、
この時期から変化があるように見受けられまして、そしてそれがワタシの勤め先以外の商社でも同じ傾向があるようで。
ということで、と題して近年のトレンドを書いてみます✏️
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(2-3分程度))
目次
- 本社採用と現地採用👱♂️👩🦱
- 本社の課長職への登用⏫
- 本社採用管理職と現地採用管理職の能力差💪
1. 本社採用と現地採用👱♂️👩🦱
まず、冒頭の文章で紹介した過去記事を読まれる時間がなかった方のために少しおさらいを🖐
この記事で出てくるいくつかの用語についてです。
「本社スタッフ」は、本社で採用されるスタッフを意味します👱♂️
まあフツーに新卒入社したり中途入社する日本人はこのカテゴリーですね。
「外国人スタッフ(現地スタッフ)」は、本社以外(=海外の現地法人/子会社や事務所など)で採用されるスタッフを意味します👩🦱
現地スタッフの必須の応募条件は、
- (特殊な技能/経験を持つ人以外は原則)4大卒🎓
- 英語使える✏️🗣👂👁
くらいです。
スペシャリストは重宝されますが、基本、本社からの指示・連絡を受けて幅広く事務作業するジェネラリストが多いです。
ご想像のとおり、本社スタッフと現地スタッフには待遇面で差があります💰
ただ、過去記事で書いたとおり、
- 本社スタッフと現地スタッフの役割が各個人の能力により変わりつつある
- それにともない、各商社は能力主義に基づいた待遇の差をつけ始めている
って話でした。
この記事から、最近ではまたどう事情が変わりつつあるのか、次の章以降でお話していきます🗣
2. 本社の課長職への登用⏫
見出しで出オチ感あるのですが、、
近年では、
現地スタッフとして採用された社員が、本社の課長ポジションについている商社・部署が出てきてます🧔✨
学生👦「え⁉️入社して初めての上司が、近い将来、外国人ってことがあるんですか⁉️」
ぜんっぜんあり得るでしょう。
今後、こういう状況がけっこう頻繁に見られるようになってくるものと思われます。
ま、でもコレ、外資系企業であればなおのこと、
最近では日系でもグローバルメーカーとかであってもあるでしょうけど。
総合商社ではあまり例がなかったんですよね🤷♂️
ということで、能力主義が進みつつあることが顕著になってきたって話ですね🖐
一昔前、と言ってもほんの10年も前ではけっこうあり得なかった人事かと。
っていうのは、やっぱ本社スタッフと現地スタッフの、そもそものポテンシャルと、育つ過程で受ける教育の差は大きいんですね。
たとえば、本社スタッフのハナタレ新卒(👦💦)とかって、
👨「で?お前はどうしたい?それを実現するために🇺🇸と🇨🇳の各支社の現地スタッフをどう使うつもり?」
って感じでガンガンプレッシャーかけられる状況下で、(大げさに言えば)帝王学をOn the Jobで叩き込まれるんですが、そのHanatareが、
👦「ただ『買ってください』と言い続けてもA社さんに売れないんで、隣国の商品需給の見通しを説明しつつ、『今、中長期的に当社から買う方が良い』と説き伏せるアプローチでお願いします・・🙏」
なんてエラそうに現地スタッフ(👨🦱)に指示を出すんですよ。
能力はともなわずとも、生まれてすぐに全社グローバル視点で仕事する環境と、
基本的には採用された国の支社の利益だけを追い求める環境で働くことは、
視野も実務能力も、差が広がっていくばかりなんです。
そんな中でも、マネジメントクラスの現地スタッフが少数名育ち、彼らが本社の課長にまでなってきている、という話です。
もちろん、完全な能力主義とも言い難く、ダイバーシティーの観点での登用って側面がないわけではありませんけど🖐
3. 本社採用管理職と現地採用管理職の能力差💪
では実際、現地スタッフの本社の課長のパフォーマンスはどうなんでしょ❓
ツラツラと書いてきましたが、ワタシ自身の近くにはいないので、あまり無責任なことは言えず、でして🖐💦
ただ、これまでの勤務経験から想像で言えるのは、
- 当然、英語を中心とした語学力は問題なし(商社の課長と言えど英語苦手な人けっこういます🗣💦)
- 商品分野や産業の知識も、人によっては本社スタッフに負けず劣らず
- ただ、圧倒的に本社スタッフと比較して弱いのはノウフー(”know-who”)(特に社内‼️)
って感じでしょうか。
最後の部分(=“know-who”)だけちょっと補足させてください。
いいですか、ノウハウ(=“know-how”)ではなくノウフーです。
商社パーソンって、担当してる商品の知識だけあればいいってもんではありません🙅♂️
取引先が総合商社に求めてるものって「何でも屋」なんです。
・・ということは❓
お取引様の要望にできるだけ応え利益を上げるためには、社内の誰が何にどれだけ詳しいか、を知ってる必要があるということ☝️
そして、総合商社の中では、どんなことであれ、あなた自身よりもちゃんとした技術・情報を持ってる社員が必ずいる。
それが総合商社っていう組織なんです🏢
つまり、プロパーとして入社し、本社でずっと生きてきた本社スタッフはその点強いんですね🖐
know-whoに関して、より詳しい話は、ぜひとも以下の過去記事をご覧ください(業界の新卒1年目や内定者は絶対見て🙏💦)
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いかがでしたでしょうか❓
リアルな仕事内容に関する記事も当ブログにはたくさんありますんで、
月別アーカイブから覗いてみちゃってくださいね〜👁
引き続きご愛読よろしくです🐱