【最新事情】総合商社のリアルな年収💰
どうも、ドチです🐱
今週もいかがお過ごしでしょうか❓あっちゅーまに木曜ですね〜✨
同業者のみなさん、明日の取引先との忘年会、なんとか乗り切りましょう💪🍻💦
はぁ〜、コレ、日本のお取引先が多い商売はどうしても避けられないですよね。
まあもちろん、入社時よりはかなり飲み会自体の頻度も減ったし、二〜三次会にいく可能性も減ったし、
苦手な人にとってはだいぶ良い時代になった感はありますけど。。
それでもこの時期はシンドいですね。
業界的にも、来期の事業計画を立てる時期で、ふだんの業務よりも負荷が高くかかるので💦
ま、頑張っていきましょう。
さて今回は、「総合商社の年収の最新事情」についてお話をさせ頂きます✨💰✨
業界外の方からすると・・・少し鼻につくトピックかもしれません💢👃💢
業界内(いわゆる5大商社に絞りましょうか)でも、この5-6年でけっこう差が開いたようです。
色々なWeb情報や、X、YouTubeでの元社員の話とかがあふれてますが、
近年の変化が激しいためか、現役の業界社員としてはなんかシックリこないデータも散見されるように思えます。
なので、リアルを伝える当ブログで最新事情を紹介するってのが今回の記事です🎤
筆者の主観をふくむ情報もありますが、業界内の友人から聴いた話に基づいており、
ワタシの勤め先のみならず、業界の全体感としてある程度信ぴょう性は高いものでしょう🙆
サクッと読めますんで、ぜひ最後まで読んでみてください👀
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:少し長め(3分程度))
目次
- 公表されてる数字💰
- 実際の数字とその背景💰
- 今後どうなる❓💰
1. 公表されてる数字💰
まずは、各社の有価証券報告書より引用する年間平均給与(およびその推移、過去5年間データ)をご紹介します。
(色がついてるセルがありますが、今は無視してください🖐️あとで説明します)
・・・こちらは全社員の平均給与であり、管理職にかぎったものではありません。
手前みそではありますが、、そう考えると、日系企業の待遇としてはやはり破格な業界です💰
特に、近年の上昇はハンパないです💦
やはり1番目立つのは♦️三菱商事♦️であり、前年度は2,000万円を超えてきてます。
しかも、、その前の年度から約150万円の上昇⬆️
これ、成績優秀者にかぎった話でもなんでもないですよ⁉️
極端な話、会社にぶら下がってる社員もふくめて全員が全員150万円Upです✨
もちろん、優秀者の方がJumpも大きいのですが(この点、後述の章でカンタンに補足しますね✏️)。
5年前から業界平均23%の上昇率であり、他にこのような業界はないんじゃないかな。
さて、実際のところはどうなのでしょうか⁉️
2. 実際の数字とその背景💰
さあ、ここからわりとリアルな話をしていきましょうかね🔥
まず、公表している数字ということではあれど、感覚的にはこの数字は正しいですね。
ただ、当ブログの読者層(転職希望者や就活生の、20代前半~30代前半)向けにより強調しておくべきは、、
入社10-12年目の総合職中堅社員の平均くらいがこのレベルであって、
以下のいずれかに該当する総合職は、当然、さらに数十万~数百万円単位でもらってる感じです。
- もう少し年次が上の層(やはり年功序列的な側面はあります)👴
- 10-12年目でも実力者💪
- 役職付き(課長級以上)✨
- 海外勤務✈️
最後の海外勤務ってのはちょっと例外ですね。本記事の最後に関連記事貼っておきますね☝️
ここで、ちょっとマクロの話をしたいと思います。
近年の給与増を、各商社の重要な経営指標である純利益の推移で見てみましょう🔍
さて、先ほどの給与推移の数字とくらべてみるとわかりやすいのですが(特に色付きのセルですね)、、
まず、オレンジと紺色の、純利益が伸びた年度(全社22/03期、三菱・三井23/03期)の翌年度は、ガツンと増えてることがわかります💰
逆に、黄色や水色の、純利益がマイナス、もしくは前年度比大きく減ってしまった翌年度は、
大きく減っているか(三菱22/03期、丸紅21/03期)、
他社とちがって全く増えてないか(住商22/03期)、
と言えそうですね🧐
いずれにせよ言えることは、総合商社の年間給与は全社の業績に大きく左右されるということです☝️
なんとな〜くですが、傾向として、前年度純利益が、
- 4,000億円→1,600万円💰
- 6,000億円→1,700万円💰
- 8,000億円→1,800万円💰
みたいな感じですかね。
これが、あくまで平均給与というのがオソロシイ・・・☠️💦
あと、この章でもう1つ触れておきたいのは、
「同じような入社年次の人との『実力差』は金額換算でどのくらい出てくる⁉️」
ということですね。
大体の日系企業に同じくですね、総合商社も原則、相対評価によって各社員の成績が決まっています🔍
つまり、ザ〜ックリ言うと、あなたの所属する部門の中で、あなたの上下2つ3つくらいの年次の幅の人たちが、
あなたのライバルになるわけですね。
このレンジでの実力差の幅は、若手のうちはそんなにそんなにつきません(横一線、とまではいかないです)。
ただ、6~7年目とか以降になってくると、もうかなり差が付いてきます↔️💦
この幅は各商社によってちがったりします。
なんとな〜く読者さんのご想像のとおりな気がしますが、同業の人から聴いた話を総合すると、
伊藤忠・物産 > 三菱 > 住商 > 丸紅
という順で、差がついている気がします。
ワタシの年次(中堅~ベテラン)になると、同じレンジの被評価者のピンからキリの年収で、
300~500万円💸
くらいの差がついてるんじゃないかなぁといった感じです。
これが課長・部長となるにつれて、たぶん、
700~1,000万円💸
くらいになってくるはずです。
3. 今後どうなる❓💰
さて、今後はこの総合商社の平均年間給与の数字ってどうなってくのでしょうか❓
・・・結論、また一段、上がることが予想されます。
業績こそ横ばいなのですが、大きな背景としては、一般職廃止の流れが影響してくるはずなんです☝️
24年4月から丸紅が一般職を廃止、そして7月からは三井物産でも業務職(一般職)という区分がなくなり、
両社ともいわゆる総合職への統合がなされたんですね。
👦「え、じゃあ元々の一般職の給料ってどうなるの⁉️上がるの⁉️それとも、総合職の給料が下がることで調整されるの?⁉️」
👧「統合された瞬間から、元一般職と元総合職の給料や評価って本当に一律横一線になるの⁉️」
まあ業界の誰もが気にするトコなのですが、まずベースは一般職の待遇を総合職のソレに寄せるハズなんです。
だって、元総合職からしたら、仕事内容やパフォーマンスが変わらないのに、下がる方に調整されるのは・・🤷🤷♀️って感じですよね。
さて、丸紅や三井物産の話をしましたが、これは業界全体同じ方向に向かうでしょう。
三菱商事は21年3月期より、住友商事も22年3月期より一般職の採用を中止しています🖐️
そして、各社(そしてこれは伊藤忠商事も同様ですが)、一般職の方々が営業の表舞台に立ち、取引先と会話するような業務を担い始めてます。
商社や、その部署によっては、すでに一般職(元一般職)が海外出張に行くのも当たり前になりつつあります👩🦰✈️
・・ということで、待遇の調整は、一般職(元一般職)への業務内容、正確には、会社が求める付加価値のレベルを上げることで、なされることになります💰
・・・ということはですよ❓
その結果として、今期からは、(これまで平均を薄めていた一般職の給与が上がることで)、業界の平均年間給与は⬆️するってわけです🖐️
くわえて、実力・能力(→シゴトの結果の大小)の差による給料格差も確実に広がる方向に動いていくのですが、
この点は、また追ってその内容・業界内のリアルな動きとして特化した記事をまた書きますね✏️
長文となってしまいました💦
他でもない、✨💵お金💵✨のことなんで、熱が入っちゃいますよね〜🤑
ま、お察しのとおり、ワタシ的には実力主義になると得をするわけでもないので、ひきつづきぶら下がりを決め込んでいきますよ😼🔥
総合商社に興味を持つ学生さんも、業界への転職希望者の読者さんも、参考になりましたでしょうか❓
最後になりますが、当ブログ、過去にも給料・待遇に関する記事がありまして、
いかに1つ記事を紹介しておきますね👇
引き続き業界のリアルを伝えていければと思ってます🐱
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