ブランドビジネス②業務編
どうも、ドチです🐱
シリーズで解説する、総合商社の手がける代表的なビジネス紹介記事です。
今回は、第七回「ブランドビジネス」の②業務編について説明していきます✨
ご参考(①概論編)⬇️
前回記事で、商社のブランドビジネスの取組みを解説させて頂いた訳ですが、今回は実際に業務に携わる若手商社ウーマンの海外研修先でのリアルな一日をご紹介します。
それでは見ていきましょう🚀
研修先のイタリアでブランドビジネスに携わる6年目商社ウーマンの一日
Aさん(👩)は、B商事(以下、B社)に勤務しており、語学研修生としてイタリア🇮🇹で修行中。ローマ大学の語学学校での1年間コースを修了し、2年目は実務研修生として、主に本社のブランドビジネスの現地サポートをすることになっている。 ミラノ支店に来て2週間が立った。生活環境は落ち着いたものの、ファッションとかブランドとか全くのど素人🙍♀️。入社後4年間は本社のコーポレート部門で為替決済業務を担当して、「第三言語マスターしたい🔥&営業に出たい🔥」という思いから語学研修生に手を挙げた✋異国の地で、ようやく念願の舞台に立つことになったのに、いざ❗️となると、、業務は1年間のブランクもあり、上手くやれるのか不安で不安で💦毎日が緊張の連続。。 ちなみに、本社の繊維事業部は、将来、イタリアの有名ブランドであるドチ&ガッバーニャンとの包括的業務提携を目指しており、まずは日本での衣服の独占販売権の確保を目論んでいる。私(=👩)は繊維事業部の窓口として、翌月に本社からの出張者が同社と商談を進められる様セットアップを任されることになりそうだ💦なんて無茶振り・・・やっていけるだろうか・。まずは繊維やブランドの勉強を!と日々勤しんでいる。
以下は、新天地ミラノで奮闘するAさんの1日です。
09月XX日(金) 08:00-09:00 オフィス出社。まだまだ不安なイタリア語を磨く為、夜遅くまで勉強しているため、朝ごはんはオフィスで🥖をかじる。バターを塗っただけのバゲットが本当に美味しく感じるのは自分がヨーロッパにいるからだろうか。食べながら本日のスケジュールを確認🗓。今日はミラノ支店繊維部のマネージャー、マルコさん(👨🦱)の案内で、とあるブランドの工房を見学することになっている✨せっかく現場にいるのだから、しっかり製造過程から勉強する様に、と機会をもらった👗 09:00-10:00 👨🦱が出社「Buon giorno!!」。彼のパーソナリティなのか国民性なのか、いつも元気だ💪早々に荷物を纏め、社有車(FIAT)で郊外の工房に行く🚗💨 当日知ってビックリだが、訪問する工房は、私でも知っているエメリオ・ブッチだった。マルコさん、すごい❗️当社は業界No.1で、数々の有名ブランドを取り扱って来たが、やはり現地にマルコさんの様な名物マネージャーがいるからこそ今の地位を築いているのだなと感じた✨ 10:00-12:00 工房に到着🚗挨拶を済ませ、早速見学をさせてもらう👁。ジローラモの様なちょい悪オヤジ風の渋い中年男性が、カラフルでお高そうな生地に囲まれ、丁寧にミシンでジャケットを裁縫している。見るからに職人という姿で、惹きつけられてしまう。。イタリアの男は、黙っていればカッコいいのだな✨ 周りを見れば、中国人Buyerらしき集団もいる。やはりファッション業界もメインマーケットはアジアか🇨🇳 とそこで本社から📞だ。 👱♂️「Aさん、お疲れさん🖐あ、今出先??来月のミラノでのメンズの見本市、部長行くことになったからよろしく〜ガチャ」 オイオイ、なんだその無茶振りは。。。せめて時期と見本市の名前教えて(ってか見本市って何⁉️) 12:00-13:00 ミラノ市街まで戻る。中心部のドゥオーモ広場のレストランで👨🦱と食事をしてオフィスを戻ることに🍝 👨🦱「今日は金曜だけど、Aは今週末何するんだい??」 👩「う〜ん、特に決めてないですけど、家で勉強して、市街地を少し散策しようかと思ってます」 👨🦱「そうか。俺は明日ユベントス戦観に行くんだ🔥俺は根っからのミラニスタだから🔥」 そうか、分かった。どうりで白いユニフォームを着た人が多いと思った。ファンがトリノから前日入りしてるのね。あれが有名なユベントスのユニフォームか。ミラノにいる間に一度はサッカー⚽️も観に行ってみたい。
13:00-15:00 オフィスに戻りメールチェック📩日本との時差は8時間。さすがに午後は📞来ないから少し気楽✨午前中の工房見学のレポートをささっと仕上げ、本社へ提出📄 そう言えば、往復路の車中で、意外とこちらの若者も、SARA🇪🇸やM&H🇸🇪の様なストリートブランドの服を普通に着るのだなぁと思った。逆に日本のブランドを輸入するのもありなのかも・・🤔 15:00-16:00 午前中の本社担当者の無茶振りの宿題に取り掛かる💦Wikipediaによれば、見本市=「企業が自らの新しい商品や製品、提供するサービスなどをショーケースに展示したり、あるいはデモンストレーションしてみせたりするために企画、挙行される定期的な展示会」とのことらしい。なるほど。早速、👨🦱に相談し、翌週早々に部長の面談候補先のアポ取りを開始しなきゃ。 16:00-17:00 👩🦱「Ciao~」 金曜はみんな帰るのが本当に早い。日本人からしたら「まだ16時だよ⁉️」と思うが、こちらでは当たり前の様だ。皆、仕事が早いのだろう、、ということにしておこう。 17:00-20:00 少し早いか、と思いつつもオフィスを出て帰宅して勉強することに決めた。いざ営業の仕事を始めると、専門用語もたくさん出てきて、これまで以上に勉強しなければ💦 とそこへ突然、語学学校時代の友人でミラノにいるスペイン人(💃)から情熱的な着信が📞⚡️ 💃「ウェーイ!!A、〇〇にいるからおいでよ🍻ウェーイ!」 👩「ウェーイ!!(華金だからいっか🎵)」
20:30-23:00 帰宅。終日イタリア語の生活は2年目突入してるけど、やっぱなんだかんだ疲れる😩 オフィスのみんなは、ある程度こちらが聞き取り易い様に話してくれてるのが分かるから、もっとレベルを上げなくては!!ということで日課の勉強✏️📖💦 23:00 就寝👩😴
いかがでしたでしょうか❓私も欧州で勤務していた際は、ミラノにも何度か出張や休暇で行ったので、完全フィクションの話と言えど、書いてて懐かしくなりましたね〜💦
同僚や後輩、他商社の友人からの話であったり、色々なレポート読んだり、何より自身の滞在経験を思い起こしても、上記のAさん👩の1日は結構リアルだと思います。
何か質問がある方はお問い合わせフォームor Twitter🐦よりご連絡を❗️
最後に。
くぅ〜っ、イタリア🇮🇹行きたい!!🐱✈️✨