【就職活動】好感を持った学生の志望動機2選①
どうも、ドチです🐱
本日の祝日は、ワクワクしながら少し先の海外出張の予定を立ててました。
いや〜、出張が心から楽しみなんて久しぶりですね✈️
今回はですね、まあもちろん重いミッションもあるんですが、でも複数の国に行くし数週間にわたる滞在なんで、週末の✨フリータイム✨もあってテンション上がるんです😊
各航路の飛行機のシートはどんな感じかなぁ✨
各出張先の国では何を食べようかなぁ✨
滞在先の各ホテルはスチームサウナ付いてるかなぁ✨
出張中、身バレしない程度にブログでレポートさせて頂くつもりです💪ムフフ
さて、本日は就活生向けの記事です。
最近、学生さんよりよ〜く聞かれることがあるんです。
👦「ドチさんの学生時代の総合商社への志望動機ってどんな感じでした?」
なるほど。
やはりですね、面接官が「なるほど👴」って言ってもらえる志望動機を練り込むのが、学生さんにとっては難しいみたいなんですね。
だからこういう質問がくるんでしょう。
実際に入社した社員の動機はどんなもんか?と。
・・・分かります。
業界の社員は、誰もが通った道ですんでね🖐
志望動機って、当然、人によって異なるわけですね。
新卒なら、みんながみんな周りとは違う22年間(+α)を送ってきた中で、全て同じってのはあり得ないわけですから。
ただ、その中でも、良い志望動機と悪い志望動機がやっぱ確実にあるんです。
ということで、今回は、学生さんへのヒントの意味も込めて「好感を持った学生の志望動機2選」という記事を書きました✏️
なぜ私がそれら2つの動機が良いと思ったかもちゃんと解説しますんで。
それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(3-4分程度))
目次:
- 村から世界へ✈️
- アラビア語🇸🇦
1. 村から世界へ✈️
一人目の学生さんの話です。
まずは、簡単にこの学生さんのバックグラウンドを紹介しましょうか。
- 人口100人くらいの村で生まれ、中学までその集落で育つ
- 高校は隣町の進学校に通う
- 大学で東京に出てくる
- バックパッカーで2−3ヶ月東南アジアを回る
って感じです。
そして、この彼は面接でこういう志望動機を説明しました。
「僕は人口が100人ほどの小さな村で生まれ育ちました。そして高校、大学と進学する中で、それまでの世界より大きな世界に身を置き、好奇心のおもむくままにいろいろと挑戦してきました。社会人という最終ステージでは、地球という単位で何か大きなことをやってみたく、世界で活躍するイメージが一番強い総合商社を志望してます。」
こんな感じだったと思います☝️
まず何がいいかって、超田舎出身の若者が、ゲームの主人公みたいにドンドン大きな世界に羽ばたいているっていう、わかりやすいストーリーが微笑ましいんです。
あ、もちろん、こう思うのは面接官がどんな人かによるでしょうし、これだけが内定の根拠になることはないんですけどね🖐
彼のバックグラウンドを見ると、10人中9人くらいは、
👦「私は冒険が好きで、在学中は2-3ヶ月間、東南アジアをバックパッカーとして歩きました。その道中で、インフラが整っていない現状を目の当たりにして、これをなんとか変えたい!と思って総合商社を志望するに至ります」
っていう、大学生活のバックパッカー体験のみにフォーカスした話になる気がするんです。
しかも、こういう、「2-3ヶ月海外を放浪した人の7-8割がしそうな超つまんない志望動機」を言いがち(←ご容赦🙇♂️)なんですよ💦
- お前、2-3ヶ月の滞在でマジで変えたいと思ったの!?
- なんで生まれ育ったわけでもないその国への想い入れが強いの!?
- そんなに想いが強いなら、なんで3ヶ月以上滞在延長しなかったの!?
- 帰国してから何かその国のインフラを整備するための活動をしてるの!?
みたいな追加質問には答えられないケースがほとんど。
それよりも、なんかこう、
「僕の田舎とか、本当信号とか一つもなくて😊💦高校入って初めてコンビニ入って😊💦大学で東京出てきて新宿行くつもりが気づいたら八王子にいて😊💦初めて海外行く飛行機の中で、友人にだまされて、機内食を前に『いた〜だきます』のアナウンスが流れるのを真面目にずっと待ってたりして😊💦」
みたいな、正直な(=自分の弱い/アホなトコもじぇ〜んぶ見せます!的な)&ご愛嬌的なものがある方が、
👨🦰(コイツ、ちょっとアホではあるけど、なんか素直だし客に好かれるだろうから部下にしたいな〜)
なんて思われたりするもんなんですよね✨
こういう、好感が持てるエピソード・キャラってのはとても良いもんです。
2. アラビア語🇸🇦
次に二人目の方の話です。
やはり、簡単にこの学生さんのバックグラウンドを紹介します。
- 高校時代のとある体験から中東の世界に興味を持つようになる
- それがきっかけでアラビア語学科に入学
- 一方、運動系サークル(←何だったか忘れました💦)に所属し大会で優勝するなど活躍
- 文学が専攻だったが、アラビア語は、日常会話はもちろんある程度専門分野でのコミュニケーションが可能なレベルになる
こんな感じです。
さて、では彼はどのように志望動機をまとめたのでしょうか?
「現地の人間とは『アラビア語でしか通じ得ない心』ってものがあります。自身が培ったその心でアラブ諸国の人々と何か一緒にしてみたいと強く思っていて、中東で事を成す機会が1番ある総合商社というフィールドで挑戦してみたいんです」
というものでした。
なるほど。
これを聴くと、彼がかしこいなぁと思う点が2つあります✌️
まず、自身を「運動系の学生」というカテゴリーにせず、ニッチ枠を狙いにいった方が勝率が高い(←しかも「言語」という商社で実用的な道具)、と考えたであろう点ですね。
ざっくり、商社の新卒採用でどれくらいの割合で自分の様な運動系でチームプレーを頑張ってきた人間がいるか、を想像した上で、面接官の印象により残る自分を出そうと考えたんですね。
そして2点目ですが、話を自身の得意のフィールドに持ち込んで、面接官を魅了できた点ですね。
さっきの志望動機のスタンス、以下とは異なることが分かります?
「大学ではアラビア語を専攻してきた。1番中東でプロジェクトをやれる機会がある総合商社で、得意の語学を活かして仕事してみたい」
このスタンスだと、単に「語学力あります」的な感じなんですけど、さっきの例では、「俺はちゃんと中東にぶっ刺さりこめる人材っすよ🔥💘🔥」ってアピールできてるんです。
それに、まあちょっと言い方難しいですが、アラビア語という、99%の面接官が知らない世界の話なんで、
「👴ほう、その『心』ってのは具体的にどんなもの?」
って聞かれても、適当に回答すれば「👴なるほど〜(コイツオモシレエ✨)」ってなるわけで🖐
もちろん、ニッチな言語を習得した事実自体がプラス評価ではあるのですが、
- 面接を受ける就活生の中での立ち位置を理解しており、自身の特殊性を利用し戦略的に差別化を図っている点
- 自身の世界/得意分野に誘導するような話の展開を意図的にしてること
という2点に、「頭使ってる感」が見え、非常にしたたかで良いな〜って思います😄
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いかがでしたでしょうか❓
ちなみに、、ワタクシの志望動機は過去記事に書きましたので、興味がある珍しい方はぜひ👇
また、今回は第一弾ということで、今後、思い出したらまた書きますね✏️✨
今回の記事に関して何かご質問等あれば、本ブログのお問い合わせフォームか、TwitterへDM頂けるとありがたいです。
可能な限り返信します〜。
追伸:
自身の出向体験や、これまで仕事上で接してきた他業種の人たちとの話を踏まえ、総合商社と他業種の違いを本に書いて出版してます📕よかったらぜひ👇