【総合商社】現役業界社員から見た各商社の特徴・カラー③伊藤忠商事
どうも、ドチです🐱
前々回・前回に引き続き、今回も現役の業界社員である私から見た、率直な各商社の特徴・カラーをダラダラ勝手に説明するって記事です👍
ありがとうございます、超ご好評いただいております😊
前々回記事(三菱商事)
前回記事(三井物産)
今日もリアルさを大事に伝えていきたいと思ってます。
シリーズ3発目は、、
お待たせしました。
「伊藤忠商事」です🏢
早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(3-4分程度))
目次
- 社員
- 社風
1. 社員🕺💃
2010年、現会長の岡藤正広氏が社長に就任して以来、生活産業分野・中国域に重点を置き始め、
他商社と比較し、資源価格低迷の影響を最低限に抑えることに成功した16/03期、同社はついに業界純利益で初の首位に🥇
そして、21/03期にも首位に返り咲き、長らくtop3の下に甘んじてた中、財閥系3大商社に完全に「穴を開け」た。
それどころか、今や時価総額は業界トップに立つ野武士集団。
お待たせ致しました。
今回はそんな伊藤忠💋の社員についてですね。
三菱・三井同様、どうせ実情を知らない読者のみなさんからすれば、
(伊藤忠?老若男女全役員社員超脳味噌的総体育会系組織アルか?🤷♂️)
(他商社が3杯一気してメーカーにアピールする中、10杯呑んで商権取る野蛮な人たちって本当?🤷♀️)
・・・。
「遅せぇよ時代」
たしかにそんな時代もあった。
ただ、この辺の認識で止まってる人は総じてupdateが必要と感じていただきたい。
今の彼らを一言で表現しちゃうのであれば、、
「知的戦闘民族🪖」
に他ならない。
もう少し具体的に説明すると、彼らの特徴は、
- 負けず嫌い
- ハードワーカー
- ハメを外さない・・ことはやはりない
と3点ほど挙げられる☝️
本当にこの10年で、業界で1番大きく変わったのが伊藤忠と言えよう。
前述の超体育会系のイメージを弱めつつ、知的なイメージを上げ、ただし負けず嫌いはさらに強く、
そして、朝活を先駆けた商社であるにも関わらず、とある財閥系商社の役員に、
👤「時代が時代で公に言えないが、自宅から見える伊藤忠のビルは休日も夜まで灯りがついている。ウチも見習うべきだ」
と言わしめるほどのハードワーク。
なるほど、向上心の高い就活生にもウケが良いわけだ💘
さあ、この辺で実話に基づいてそんな特徴を紹介しましょうか。
これは、とある 資源関連の民官合同の勉強会合宿に参加した際の話です。
資源会社ならびに各商社より複数名の若手・中堅社員が参加、複数のグループに分かれて討議をする時間がありました。
その中で、1番議論が白熱したグループCの輪の真ん中にいたのが伊藤忠のAさん(👨)と物産のBさん(👩)でした。
👱♂️「B国のコバルトのリザーブは?労働環境は?その資源を日本に持ってくるって時代の流れに沿った対応なんでしょうか?そう思うのはなぜですか?」
👩「ぐぬぅ・・💦」
入社7-8年目のBさんに対して、挑みかかったAさんはなんと3年目。
そう、ビジネスに年次は関係ない。
どんな相手であろうが、
1対1で負けるな。
そういうことですね。
その分、Aさんは自身の勉強量や知識量に裏打ちされた自信があったのでしょう。
けっこうこういう社員が多い印象です、伊藤忠は。
ただね、
もちろん、彼らもやっぱ憎めないとこもあるんですよ🤗
全然別の商品でのエピソードなんですけどね。
話ちょっと飛びますけど、ある日、伊藤忠の若手担当者がとあるメーカーC社内さんを一時的に出禁(=出入禁止)になってしまったのです🈲
そのC社の担当者いわく、
👨💼「いや〜ちょっと彼すぐ脱いじゃうんだもん。まぁ・・この時代ねぇ・・」
おっと。。
まだそういう奴ちゃんといるんかい😊
何が知的戦闘民族やねん😊
まあ、総じて言えることは、
(たまにまだ道外しちゃうけど)結果に裏付けされた強さはホンモノ!
ってことなんでしょう✨
他商社と比較すれば、ちょっと三井物産に似たトコがあるんでしょうが、
伊藤忠は主人公キャラ多いっぽいし、O型の社員が多い会社なハズです※
※ワタクシ個人の見解でしかありませんので〜💦
2. 社風🏢
負けず嫌い、なんて社員の特徴に挙げましたが、やはりそんな社員を作り出し、そして鼓舞する社風ってのがたしかに存在するんですよ。
業界でも有名な話がありましてね。
=201X年ある日業務時間=
本社内アナウンス📣「本日、伊藤忠商事の株価が住友商事の株価を抜き、業界3位に浮上しました〜」
おおおおおぉぉぉぉ〜!🕺💃🕺💃
こんな社内アナウンスが流れ、社員が狂気に沸いたとのことです。
いやなんていうか、まあ社員が一丸になる瞬間を作り上げる演出って言ったら聞こえが良いですが、、
他商社だったら多分しないんですよね〜、こういうの。
👤「住商の社員が伊藤忠本社で面談中で、これ聞いてたらどうすんだよ・・」
とか、そういう配慮が働いて。
まあ、そういうアポがないこと確認済って話かもですが、でも、非常に伊藤忠っぽいすよね〜。
あと、これまた違う話ですが。
商社の人って、たまに社内とかでも2次会とかで高級クラブ🥃👘とかに行く機会とかあるんですよね。
まあコロナ前がほとんどですけど。
他商社、ってか普通の日系企業だったら、上司っていうか、その場の1番偉い人に、1番奥の、そして両隣に女性がちゃんとついてる席通しますよね?
伊藤忠はけっこう若手が遠慮なくドシッと奥座っちゃったりしますwww
👦「え?社内飲みってプライベートじゃん。早いもん勝ちっしょ!」
っていうねww
知的戦闘民族、修正した方が良いかも・・💦
「上司との席の奪い合いでも、1対1は負けないぜ!」
これこそが伊藤忠商事の真髄なのでしょう。
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いかがでしたでしょうか❓
実話も含め、他のメディアでは見られない、生々しいリアルな伊藤忠に関する記述です。
今回の記事に関して何かご質問等あれば、本ブログのお問い合わせフォームか、TwitterへDM頂けるとありがたいです。
可能な限り返信します〜。
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