【総合商社】資産入替ってなんで最近よく目にする❓

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どうも、ドチです🐱

あれれ、、まだ火曜日が終わったばかりでしたっけか💀💦

・・・。

ただ、

今年は「ツカレタ〜😩」を言わないと決めたんですよね。

ということで、今日もおそくなりましたが投稿頑張りました💪

さて、今回の記事は、「資産入替」についてですね💰

各商社の決算の説明資料だったり、当ブログの決算解説記事とかを熱心に読んでくださる読者さんなら見覚え/聴き覚えあると思います。

近年、さっき言った決算資料とかでよ〜くよ〜く見る単語だと思うんですよ。

ちなみに、資産入替ってのは♦️三菱商事♦️が好む表現ですが、たとえば三井物産では資産リサイクルとか、呼んだりします。

なんで近年よく目にするようになったのか❓

本記事は、主に個人投資家さんや同業の若手社員を対象として、

この背景を筆者の考えをふまえて解説していく記事となります🎤

もちろん、商社志望の学生さんにもなるべくわかりやすい内容を心がけますので。

長くなりそうだったので、今回と次回の二本立てに記事を分けました🙏

それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(2-3分程度))

目次

  1. 資産入替ってなに
  2. なぜ近年流行ってる

1. 資産入替ってなに

さあ、まずはそもそも論から入りましょうかね。

資産入替ってなに❓って話🖐️

できるだけシンプルな内容にしたいので、誤解をおそれず、別の言い方をしますが、

事業や資産を売ること」ですね☝️

入替って表現ですが、売ってお金に変えることって理解いただいて差し支えないでしょう。

なぜ事業や資産を売るんでしょうか❓

しごく当たり前の話なのですが、

  • 次の儲かる事業や資産を買うための軍資金を手に入れる💰
  • 銀行などの金融機関からの借金を返すのにお金を作る🏦
  • 株主/投資家への配当にあてるのにお金を作る👨‍🦳

とかとか。

つまり、過去に投資した事業や資産を売って投資を回収し、キャッシュを得るためにやるのが資産入替です☝️

企業が経済活動をつづけるためのお金にするって話でして。

さあ、こっから本番です🔥

ちょっとここで5大商社各社の資産入替によるキャッシュインを紹介します💵

⁉️

各商社によってこ、こ、こ、こんなに差があるの⁉️

コレ、けっこう業界の社員さんでもちゃんと認識してないと思うんですよね👀

そうなんです。

三菱商事が他商社を圧倒してるんです♦️🏢♦️

過去3年度の累計の上位2社をハイライトしてますが、2位の三井物産でも1兆円🥈

3大商社の一角である伊藤忠商事は0.7兆円と、実は三菱商事の3分の1しかない🥉💦

このデータが何を意味してるか⁉️

この数字が完全に実力差を表しているのか⁉️

業界の現役社員として、次の章以降で自身の考えをもとにちゃんと解説していきますね🎤

2. なぜ近年流行ってる

実は、「資産入替」とか「資産リサイクル」って、以前はあ〜んまり聴かなかったんですよね👂🙅‍♀️

ワタシら入社十数年目、そしてそれ以前に入社した社員って、

🏢「総合商社の投資はファンドとは性質が根本からちがう。良いExit(売却)ありきでなく、カネも人も情報もその事業につっこんで、中長期目線でその事業を育てていく。だから『事業投資』っていうんだ💪さあ、君も総合商社へ🙌

こう聴かされて就活して入社してきてるんですね。

事実、中に入ってみると、それはある程度真実だなって、感じながらここまできてるわけですよ🚶

ただ、後に説明するような要素もあって、その投資の性質に変化が見られてきてるってのがポイントなんです☝️

一言でいうと、

🏢「その事業や資産を通じて得る儲けを最大化すべし」

って感じ。

ま、ただ、そもそも総合商社はその解が事業投資と思ってつづけてきた/つづけてきてるのてすが、

  • 事業を回して稼ぎ続けるよりも最適なタイミングで売った方が儲かる
  • その最適なタイミング/サイクルの期間が年々短くなってきてる

という状況になりつつあります。

それは、以下にあげるような要素とかが、最近は複雑にからみあってきてるからなんです⬇️

①金利の上昇⤴️

一応、学生さんも読んでくださってますので、

まずは「金利」の説明から🖐️なんとなくワカルとは思いますが、

お金を銀行などの金融機関にあすげる(=貸して運用する機会をあたえる)ことでもらえる対価💰

ですね。利子とかとも言いますね。

これが世界中で上がってる。

さて、事業投資ってどんな論理で決定するかご存知です⁉️

カンタンに言えば、

「その投資する事業の利回りが、企業が資金を調達する際にかかるコストをちゃんと上回るかどうか」

で、決めてるんです。

カンの良い方ならもうお分かりだと思うのですが、、

つまりは、上昇する金利より高い利回りをその事業にもとめるわけです。

そういう目で見ると、世界中にあるビジネスチャンスの中でも、キャッシュを生まなきゃいけない基準の一定のレベルってのが存在するってなりますよね〜。

だって利回り低い事業だったら、極端な話、その事業にお金つっこむよりも、

金利高い海外の銀行に預金した方が儲かるってことになるんですから💦

👧「その理屈はわかったけど、投資額に対して利回りが高い事業を永遠につづけることが理想なんじゃないの事業の買収売却のサイクルに期間が短くなる理由にはならないんじゃ

ということで次は、、

②世の中の変化の激化/ビジネスモデルの複雑化

これですよ🖐️

ちょっとね、多少、抽象的な表現になってしまうのですが、

世の中の変化が激しい。。

たとえば、

モビリティの電動化の波が急速に進むぞ〜‼️この波に乗るべく関係する事業に投資するぞ〜🏄‍♂️🌊・・・EV需要が鈍化🚌💦

みたいな🖐️

こういう状況になってくると、10年でpaybackする(=初期投資額を上回る回収を見込む)っていう計画を立てた投資って、、

なかなか許可おりないですよね❓

こんな感じで、①そもそも投資対象の事業に期待する利回りが上がってることと、②投資回収期間をゆうちょうに見積もれないこと、を主な理由として、

🏢「できるだけ短期間で事業で稼いで、ピーク(と思われる時期)に売って投資回収+利益を出す💪

っていう、資産入替が流行ってるんです☝️

そして、ある意味、三菱商事は業界でそれを率先してやり、一定の成果を上げているって話です。

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いかがでしたでしょうか❓

今回はあくまで実情と分析に終始しましたが、これで終わるにはもったいないテーマでして、

次回の記事では、

・中の社員の日々の仕事への影響は

・投資サイクルの期間短縮による社員への弊害は

について、現役社員ならではの視点でリアルを語ります🗣️

引き続きご愛読お願いします✨

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