【総合商社】戦力外通告を受けた担当者の末路③
どうも、ドチです🐱
はぁ、やっぱ土日はいいですね〜。
今日なんかは東京も、湿度は高いですけど、そんなにそんなに蒸し暑いわけでもないですし。
ドニチブログに名前変えよっかなぁ。
さて、今回も「戦力外通告を受けた担当者の末路③」と題して、前々回・前回の続編の記事を書きました。
今回はシリーズ最終回です☝️
前回記事:戦力外通告を受けた担当者の末路②
あの〜実はですね、このシリーズの記事、ハッキリ言って、、
あと100記事くらいは書けるんですよね💦
まあそりゃそうですよね、出世する社員より脱落する社員の数の方が圧倒的に多いワケですから🖐
ま、ただワクワクするようなエンタメ系の記事の方が需要も高そうですし、
今回のこれで最後です。
それでは最後の3人目、早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(3-4分程度))
目次:
他責突き上げクイーンCさん👩
他責突き上げクイーンCさん👩
三人目は突き上げクイーンのCさん(👩)の話です。
この方もなかなかの個性派でしてね😂
「他責突き上げクイーン」ってマジなに!?
ですよね?
まあ、割と生意気な人間が多く入ってくる私の勤め先では、けっこう、先輩や上司に対してプレッシャーをかける人間が多くいるんですよ。
・・・で、だいたいのケースでは、その突き上げ系社員って、能力もコミットメント意識も高い人であることがほとんどなんです。
ただ、、残念ながら彼女はそのどちらもでなかったケースなので、「残念でやっかいな人」って感じなんです🤷♀️
まずは彼女の経歴から紹介していきましょう。
入社後、彼女は営業部門のコーポレート的な課に配属になりました🏢
👧「営業なのにコーポレート的ってどういうこと?」
という疑問を持たれる読者さんもいると思いますの少し補足を。
営業部門の全員が全員、お客さんなどの取引先と商談してビジネスを作っていく、という仕事をするわけではないんですね。
総合商社ってのは、組織がデカすぎて、各部門の中に、その部門の営業の数字のとりまとめであったり、人事・総務・労務管理だったりをやる部署・課があるんです。
ミニコーポレート、みたいな🖐
彼女はまさにそんな課に配属されました。
超バリバリで世界を飛び回って金儲けしたいと思って入社した彼女にとって、あまりにも退屈な日々でした。
ま、そういうトコに配属される新人は少なからず同じ想いを抱くんですが、、
ただ、まあ置かれた場所でやることをしっかりやって、それから異動して商売を担当するって人がほとんどなんです。
彼女は違いました。
👩「いつになったら営業やらせてもらえるんですか?」
👩「この仕事、なんの意味があるんですか?」
詳細は私もよくわかってないにせよ、おそらく、彼女が言ってることも一理あるにせよ、
👨🦰(いやいや、まず自分の仕事をちゃんとせんかい。)
と、上司はじめ周りの同僚からそう思われていました。
前置きが長くなりました。
やがて、彼女の悪評が広まり、その課は早く彼女を追い出したい、ということで引き取り先を探します。
そして、当時の私の部署にやってきました。
彼女がいた部門とは異なる部門にもかかわらず、受け入れたわけです(←なかなかない人事🖐)。
当時のウチの課長も、まあ人が足りないってのは常にあったんですが、
👓「活きのいいのがいるらしいじゃねぇか!商売やったら開花するんじゃねーの!?」
という想いが先行して取ったって感じです。
さあ、彼女はどんなパフォーマンスを見せるのか?
初めて営業の現場に出てきて最初は、素直にいろいろと吸収していきました。
ある意味、鳴り物入り(!?)で入ってきた彼女に対し、周りからも、
👱♂️(なんか、別に、、そんなでもなくね?)
という雰囲気になりつつありました。
ところが、やはり彼女は爆弾でした💣
その2-3ヶ月後のある日のこと。
👩「あの〜、私、この商品Aじゃなくて商品Bの仕事したいんですけど?」
出た。これか〜、と。
なんでも、足を動かして取引先と会って、自分の口・耳でコミュニケーションして相手のニーズを汲んで、儲ける商売がしたい、と。
たしかに、商品Aは、海外から買って海外へ売るという、出張しないかぎり直接取引先と会う機会はなく、基本、ず〜っとデスクワークの日々でした。
そこで、毎日、横目に見てた、日本のサプライヤーさんを相手にしている、部署でも花形と言われるような儲かる商売Bの担当をやりたい!と申し出たのです。
ある種、商品Bの担当をやるには、ある程度「下積み時代」的なことをやるのが暗黙の了解でしから、、
👱♀️(は!?何言ってんのこの子?)
👦(いや、コイツアホだわ)
と思う若手もいました。
ただ、上司(👓)は、
👓「そこまで言うならやらしたるわ😏」
って感じで、彼女を商品Bに異動しました。
晴れて希望通りに商品Bの担当となり、ついにエース的な活躍をするチャンスが転がってきたCさん👩✨
👩「いっちょやったる!」
そんな想いで新たな挑戦の日々が始まりました。
・・・ところが、、
👴「まだお宅の手配する船来ないけどどうなってんの!?早く積んでくれないと在庫高で工場停めなくちゃいけないんだけど??」
華々しく見えた、あれだけ直接会話したかった日本の取引先からプレッシャーをくらい続ける日々。
社内でも、、
先輩👱♂️「課長が、『7月の業績なんでこんな低いんだ!?💢👓』って怒ってるけど?」
👩「だって、Z社が生産不調って言うんですもん」
👱♂️「だったらY社は?X社は?Z社の不調はいつまで続く?数量減で契約違反になったらどんなペナルティ課すの?案は?そもそもコストの内訳はどうなってる?無駄なオペレーションしてない?定量的に説明して?」
👩「・・・・」
👱♂️「Z社が不調だったらこの商売は予算達成できないって話なの?上からそんな風に見られていいのか?どうすんだよ?」
👩「・・・・(💢)」
結局、彼女は半年ももたずに商品Aの仕事に強制帰還させられました。
理想と能力のギャップがありすぎたわけです。
個人的に、彼女の挑戦心は賞賛したいですし、ここから学習してまた頑張れば良いと思ったのですが、、
彼女ちょっと、本質的に他責思考感が強かったみたいなんですよね。。
商品Bを1年間くらい担当すると、上に新しいチームリーダー的な人(Jさん←あんまりデキない残念な感じの方)が着任したやいなや、
👩「これ、さっき説明した通りなんですけど。早く決裁してください!」
👩「課長、Jさんが決めてくれないんで仕事一切すすみませぇ〜ん!」
・・・という感じ。
結局、商品Bに戻った後のこのようなふるまいに問題あり、、
約1年後、若くして地方転勤&閑職ポジションへの異動が命じられてしまいました😢
閑職っていっても、再起を狙えないような年次・ポジションでもないので、前回記事のMr. Siri君(👦)www同様、頑張って見返してほしいなと思っています。
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いかがでしたでしょうか❓
シリーズ最終回でしたが、まあ、Cさんのケースは、、けっこうどこにでもあるような話ですね。
逆に、むしろ最近の若手は妙に「良い子ちゃん」の傾向があるので、
良くも悪くも、こういう身の丈に合わない生意気系若手社員が見られなくなっちゃった気がしますね〜。
まあ、私自身の周りは、というだけかもしれませんがね😄💦
今回の記事に関して何かご質問等あれば、本ブログのお問い合わせフォームか、TwitterへDM頂けるとありがたいです📩