【総合商社】経験の重要性

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どうも、ドチです🐱

はぁ、、また3日も間空けちゃいましたね。。

毎日更新が目標ですが、それだと長く続かないのでそのへんは大目に見て下さい🖐

さて、今日はですね、普段働いてて感じることを書こうと思います✏️

この記事は、なんとなく商社の若手社員とか内定者に向けた記事ですね。

生意気な社員が多い弊社(ま、この業界どこも同じかと思いますが)、特に物流商売では、威勢の良い若手社員と上司の主張食い違うことがよくあります。

👦「来月予定されてる米国🇺🇸西海岸のロングビーチ港から出荷して南米チリ🇨🇱のB社に売る予定のする米国A社の商品、 もうちょっと買い増して途中のニカラグア🇳🇮のC社に売ることでさらに稼ぎましょうよ!」
👨‍🦰「う〜ん、、ダメ🙅‍♂️リスク高い」
👦「え!?なんでですか!?もう2月ですよ?このままだと予算達成できないじゃないですか!!」
👨‍🦰「いや、ダメ。お前は経験が浅いから分かってない」

って感じの会話をあらゆる物流の部署・課で耳にします👂

この「経験」って曖昧な言葉で、理不尽さを感じる若手社員が多いこと。

私もそうでした。

・・・ということで、前談が長くなりましたが、今回の記事では「経験の重要性」について、10年くらい業界で働いた経験を基になるべく具体的に解説します。

それでは早速見ていきましょう🚀(記事の長さ:普通(3-4分程度))

目次:

  1. 「経験の差」って何
  2. ベテランより仕事デキる若手・中堅は何がすごい

1. 「経験の差」って何

さて、冒頭の会話を例として、もうちょっと状況を補足して説明しましょう。

今はすでに2月。

年度末の3月までに、2億円を稼がないと予算(*)が達成できない、という状況にある、鋼材チームのZ課長(👨‍🦰)と2年目のY君(👦)が議論してます。

(*)予算=「年度初めに立てるチームの目標利益」ってな感じ。予算は達成しないと商社では人間扱いされない🖐

1月末時点での鋼材チームの利益は1.8億円💰

予算達成まであと少しのところまできているが、あと0.2億円足りていない🏃‍♂️💨💦

そして、Y君の先輩社員のXさん(👩)が、得意先のA社/米国からあらたに3月積みの商品を購入し、B社/チリ向けに販売することで0.1億円の利益を見込む商売を作った。

・・・あと、0.1億円。

そんな状況で、冒頭のY君とZ課長のやりとりがあったってわけです。

もう少し具体的にY君の「案」を説明しますね。

上の図のように、米国→チリと商品を運ぶ船の航路を見ると、途中までは中米諸国の西海岸沿いを運行するんです⛴

つまり、中米のニカラグアの港に寄っても、船があまり遠回りしないので、追加の輸送コストがかからないのです💰

なので、Y君は、A社からもう少し多く買って、C社に追加で売れば、輸送コストはほぼ変わらないけど、追加で利益が取れると考えたってわけ。

👦(え、このアイディアってイケてない?すげえ、俺のアイディアで予算達成じゃん!)

ほめられると思って提案したのに、Z課長からは許可が下りませんでした。

なぜでしょうか?

重要なのは、Z課長も当然、あと0.1億円で予算達成することを知ってるのにもかかわらずっていう点ですね☝️

さてさて、ようやく本題です。

Z課長がいう「経験」ってのはどんなことでしょうか?

文章が長くなってしまったので、結論を言います。

ズバリ、「リスク察知能力と対処法」です。

例えば、A社から追加で仕入れるコストとC社への販売見込み額の差が0.1億円本当にあったとしても、

①(ニカラグアという信用の低い国の)C社が、貨物を船に積んだあとで「やっぱ買わない」と契約を反故にされるリスク

②「買わない」とならないまでも、商品を引き渡したあとに品代を払わないリスク

③船が追加でニカラグアに寄ることで、貨物を揚げるのに想定以上に時間を要し、チリへの到着が遅れB社の在庫が切れるリスク

などのリスクがあります。

世界には本当にお金を払わない人(企業)がたくさんいます。

こういう事態が実際に起こってしまった場合は、0.1億円の儲けがなくなるどころか、0.5億円の損失を招く可能性も出てくるんですね(←額は適当ですよ🖐)

つまり、思い付きベースで、何も悪いことが起こらない前提のアイディアなんて採用されるわけないんですね。

①考えうるリスク

②それが起こった時の解決策(どれくらいコストを想定しておくべきか)

の2点を提示しない案には許可がおりません🙅‍♂️

この①と②をどれだけ出せるか、がまさに「経験の差」になります。

※記事の例は物流ですが、事業投資も考えた方は同じです。

2. ベテランより仕事デキる若手・中堅は何がすごい

ただ、こういう意見もあると思います👇

👧「でも、ベテラン社員よりデキる若手・中堅社員って絶対どの会社にもいますよね?『経験の差』って埋められるもんですか?」

はい、埋められます。

もっと正確に言うと、デキる社員は以下の2つが他の社員を圧倒してるから埋められるんです。

①学習能力

②想像力

例えば、さっきの例で言うと、Y君がニカラグアのビジネスを実行して失敗したとしましょう👦😢

ここで、もしY君がデキ男ならこう考えるわけです。

  • もし今度も同じ航路でビジネスをする場合は、C社への販売条件に銀行の保証状を付けよう。
  • チリのB社の在庫状況をあらかじめ聞いておこう。
  • ただ、もし船が遅れる場合に備えて、もっと近くで調達できるようにブラジルの取引先を開拓しておこう。

などなど。

失敗を繰り返しまい、というマインドで、リスクの対応策を徹底して考えるようになるわけです。

そこで、さらにデキるY君なら、

  • あれ、ニカラグアって雨季・乾季あるのかな?次の商売は5月、雨季のようだから貨物を揚げる時は2月の時より時間がかかるかな🤔

とかとか、こうやって実際にその商売が始まって終わるまでの一連の流れを徹底的に想像することでさらなる細かいリスクを察知して対策を打てるようになるんです👓✨

そうすると、誰もやったことのない未知の商売を手がけられるようになり、入社年次関係なく、難易度の高い仕事がデキるやつに割り振られ、また能力が上がっていくという、上昇スパイラルに乗るんですね〜🌪

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いかがでしたでしょうか❓

今回の記事のY君ように、日常の若手商社パーソンがどんな想いでどんな会社生活を送っているか、「リアルさ」を追求して本に書いて出版してみました📕

ページ数もそんなに多くなく、20-30分くらいで読めますんで、よかったらぜひ(Kindle Unlimited会員の方は無料でダウンロードできます💰🙅‍♂️)👇

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